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まるで宝石みたい。大阪・今里「Kenthouse 本店」でいただく春色スイーツ

  • 2016.5.11
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大阪・今里に地元の人から愛されるパティスリーがあります。ヨーロッパ各地と国内でスイーツを研究し続けてきたオーナーによって生み出されたケーキは、どれも愛くるしい姿をしたものばかり。奥深い味わいを表現するために、ひと工夫されたスイーツが女性に人気です。

ずらっと並ぶスイーツに目が奪われる店内

「Kenthouse 本店」は地下鉄千日前線・今里駅から歩いて5分のところにあります。ガラス張りの店内に入ると、白をベースにしたシンプルなインテリアにカラフルなお菓子がずらっと並び、スイーツ好きの心を踊らせます。

ものづくりが好きだったオーナーの小住さんは、自分の発想で表現できることがしたかったのだそう。そこで出会ったのが好きな素材で、味や形を自由に表現できるスイーツでした。形ないものを形にするという無限の世界に魅了されて、フランスやパリなどのヨーロッパ各地と日本で6年間修業後、30年間に渡って「ケントハウス」でスイーツを作り続けています。 「特別な日に食べるホールケーキは箱から出した瞬間、幸せな気分にさせてくれるものを作りたい」という小住さんの気持ちが詰まっています。季節のフルーツをタルトの生地が見えなくなるほどたくさん乗せた「タルト・オ・フリュイ」や、チョコレートと木いちごのムースの上に、花びらの形をしたいちごチョコレートをデコレーションした「ショコラフランボワーズ」など、どれも華やかなものばかりです。

店内の奥にある焼き菓子コーナーも充実しているので、おみやげにもおすすめです。

こだわりの素材で作られるケーキたち

スイーツに使われる食材はどれも小住さんが厳選しています。チョコレートはすべて、チョコレートの本場であるベルギーとフランスのクーベルチュールチョコレートのみを使用。生クリームは新鮮な牛乳で作られた、まろやかな味わいが特徴の北海道産のものを、バターは国産の100%発酵したものを使用し、スイーツに濃厚なコクを引き出すアクセントになっていています。

「ケントハウス」のスイーツは生クリームや生地はもちろん、ジャムやチョコレート、アイスにいたるまですべて、こちらでていねいに作られた素材を使っています。ほかにも、パワーフードとして知られるチアシード入りの「ガトーショコラ」(356円)や、ビフィズス菌入りのレアチーズとベリーパイが組み合わさった「レアチーズケーキ」(388円)など、女性にうれしい素材を使ったケーキも豊富。また、事前に連絡すれば小麦粉を米粉に、牛乳を豆乳に変えることもできます。

キュートなケーキの中はとっても複雑

愛くるしい表情をした猫がかわいい「ミロワールショコラ」(410円)の中身は、贅沢にも8層になっています。

一番下にはアーモンドとバターを練った生地、その上にベルギー産のチョコレートを使用したソースやムースなどが層を成していて、最後に濃厚なアングレーズソースをたっぷりコーティング。ちょっぴり大人のケーキです。

ほかにも、苺とフランボワーズのクリームを使ったカップティラミス「ティラミスフレーズ」(432円)や、スポンジやフルーツを1枚のクレープで包んだ「クレープロワイヤル」(432円)など、ひと工夫されたスイーツがたくさんあります。 このようなアイデアは小住さんとスタッフ、そして現在フランスで修行中の息子さんによる最新の情報からインスピレーションを受けているんだそう。

息子さんが日々、スイーツの本場であるフランスで盛り付け方やラッピング方法、流行りそうなお菓子など、気になった情報をすべて共有し、それをヒントに小住さんが新しいスイーツを生み出し、店頭に出すことも多いのだとか。

「ケントハウス」に足を運べば、本場・フランスで流行りのスイーツを一足早く食べることができるかもしれませんね。

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