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【ゾッとする怖い話】古いデジタルカメラ

  • 2025.7.23

暑い季節は背筋がぞくっとするような怖~い話、聞きたくなりませんか?そこでmichill編集部員が趣味で集めた怪談をお届け!今回はフリマアプリで不用品を売った男性の話。すると評価コメントに気になる一言が...。

古いデジタルカメラ

引っ越しを機に、部屋の荷物を少し整理しようと思い、久しぶりにフリマアプリを開いた。

もともと売り買いの経験は何度かあり、アカウント評価も「良い」が続いている。

今回は、昔使っていたデジタルカメラを出品した。

説明文も写真も丁寧に載せて、すぐに買い手がついた。

メッセージのやり取りもスムーズで、落札者の評価も「良い」ばかりだった。

その日のうちに、コンビニから発送。

数日後、受取完了通知が来た。

評価がついたかを確認しようとアプリを開くと、「良い」の評価とともに、こんなコメントが添えられていた。

「SDカードに撮影データが残ってました。出品者さんでしょうか?ちょっとびっくりしました(笑)」

……ん?SDカード?

出品時に確認したときには、確かに初期化したはず。

梱包前にも念のため、確認したから間違いない。

ふと気になって、自分が載せた出品ページを見返してみた。

カメラの外観、背面、液晶画面のアップ。よくある出品画像。

その中の一枚――液晶画面を映した写真の反射に、“何か”が映りこんでいた。

最初は自分の手かと思ったが、よく見ると向きも形もおかしい。

カメラをのぞき込むように、背後からこちらを見つめる顔のようなものが、ぼんやりと浮かんでいる。

自分じゃない。

でも、そこに確かに“誰か”がいた。

鳥肌が立って、すぐに出品履歴を削除した。

あのカメラに何が映っていたのか、もう確かめようもない。

※取材をもとに編集を加えたフィクションです。

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