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授乳すると不快感に襲われた母親「やだ!気持ち悪い!」鳥肌が立ちゾワゾワが止まらない!<アンタなんて大キライ>

  • 2025.7.24

市役所に勤務するわかなさんは、娘のゆうりちゃんを出産して現在育休中。夫のだいちさんも市役所の別部署で働いています。結婚8年目に待望の子宝に恵まれたものの、ゆうりちゃんを愛するどころか憎しみの感情しか湧かないことに葛藤。出産日を振り返りながら「自分は“まともな母親”ではない」と自己嫌悪しています。

休む暇もなく、初めての育児がスタート。ゆうりちゃんは母乳をうまく飲めず、泣くばかり……。わかなさんは「飲め! 泣き止め!」と苛立ち、育児用ミルクを使いながら、どうにか前向きに育児に取り組もうとします。

しかし、努力もむなしく、結局母乳が出ないまま退院を迎えたわかなさん。夫のだいちさんから「母乳が出ない母親なんているの!?」「努力が足りないんじゃない?」と心無い言葉を掛けられ、「私、母親に向いてないのかな?」と落ち込んでしまいます。

なにこれ!? 授乳するとゾワゾワして気持ち悪い!

育児用ミルクの時間を前に、後ろ向きな気持ちになるわかなさん。どうにかゆうりちゃんを抱き上げて母乳に挑戦しようとすると、全身に鳥肌が立ち、気持ち悪さに襲われます。

わかなさんは泣いてしまったゆうりちゃんをあやすものの、気持ち悪さが止まらないのでした。

▼助産師によると、ママのなかには授乳時に、背中がぞわぞわする感じ・冷や汗・形容しがたい不快感・吐き気・気分の落ち込みなどの症状が表れる人がいるそうです。これは「不快性射乳反射(D-MER/ディーマー)」と呼ばれ、本人の意思とは関係なく起こります。愛情不足や産後うつなどの病気ではないので、決して自分を責めないでください。もし不快な症状が続く場合は、自身の判断で育児用ミルクへ切り替える前に、産婦人科などの専門機関に相談することをお勧めします。


神谷もちさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。


監修者:助産師 関根直子

筑波大学卒業後、助産師・看護師・保健師免許取得。総合病院、不妊専門病院にて妊娠〜分娩、産後、新生児看護まで産婦人科領域に広く携わる。チャイルドボディセラピスト(ベビーマッサージ)資格あり。現在は産科医院、母子専門訪問看護ステーションにて、入院中だけでなく産後ケアや育児支援に従事。ベビーカレンダーでは、妊娠中や子育て期に寄り添い、分かりやすくためになる記事作りを心がけている。自身も姉妹の母として子育てに奮闘中。


著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち

ベビーカレンダー編集部

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