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「はぁ~」夫に失望、朝からため息。爽やかでイクメン、最高な夫のいるママ友から家に招待され…<口を出す夫・出さない夫>

  • 2025.7.23

家事に口うるさい夫・狐生(きつお)さんと暮らす多恵子さん。一方、ウル実さんの夫・亜馬斗さんは、家事・育児に無干渉ですべてを妻任せにしています。多恵子さんとウル実さんの共通点は、家事・育児をひとりで担い、夫から何の助けも得られないということです。
ウル実さんは、育児を丸投げする亜馬斗さんに「もっと家族と関わってほしい」と訴えました。すると亜馬斗さんは突然、離婚を切り出してきました。
そのころ、多恵子さん宅では、息子が狐生さんに、お友だち(爽君)のパパのように幼稚園へ送ってほしいとお願いをしますが、狐生さんは忙しいと断ります。爽君の家は共働きでも、送迎はいつもパパが来て、家事も育児も夫婦で協力していると多恵子さんが話すと、狐生さんは不機嫌に。当てつけのように歯磨き粉の補充を多恵子さんに言いつけ、出勤してしまったのでした。

人生に悩むママ2人

夫とのやりとりに疲れた私は、憂うつな気分で息子・優を幼稚園へ送り届けました。すると、ウル実さんも何だか……?

浮かない表情の2人の前に、爽君パパの妻・室世(しつよ)さんが現れます。そんな2人を気遣って、室世さんは「明日、子ども連れてウチに来ない?」と誘います。

そして翌日、室世さん宅におじゃますると、当たり前のように爽君パパが子どもたち全員の相手をしてくれるのです。

そんな多恵子さん宅でも、ウル実さん宅でもありえない光景に、自分の夫と爽君パパとの雲泥の差に落ち込む2人。

「2人も何があったの? 話聞くよ」
そう言う室世さんに、ウル実さんは夫から離婚を切り出されたことを、多恵子さんは夫と離婚を考えていることを告白しました。

多恵子さんは、理不尽で高圧的な夫に限界がきたと話し始めます。

多恵子さんと狐生さんは高校の同級生。社会人になってから付き合うようになりましたが、高学歴で一流企業に就職した狐生さんは結婚後、何かと多恵子さんを見下すようになったのでした。

大学のランクで妻に対してマウントを取る狐生さん。「一流大学」「一流企業」に入るための努力は、賞賛に値するものです。しかし、人の価値は学歴や会社名で決まるものではありません。そして、どんな理由であれ、妻はもちろん人を見下していいわけではありませんよね。

働きながら家事・育児を精一杯こなしているにもかかわらず、夫から理不尽な扱いを受けている多恵子さん。離婚を考えてしまうのも無理はありませんが、一度きちんと時間を取って夫婦での話し合いをしてみるのも良いかもしれませんね。


著者:マンガ家・イラストレーター 紙屋束実

ベビーカレンダー編集部

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