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男女の幼馴染に距離が…母親は親友同士、でも子どもは?難しい“距離感”<子ども同士結婚させようね>

  • 2025.7.23

冬子さんと夏美さんは、小学校時代からの親友です。結婚してからも家族ぐるみの付き合いが続いており、子ども同士も同い年です。
冬子さんは娘・雪ちゃんを、夏美さんは息子・海斗くんを出産し、「将来2人を結婚させるのはどう?」と盛り上がる母親たち。数年後、雪ちゃんと海斗くんは親友になり、同じ幼稚園に通うことで、ますます親子での付き合いが深まります。

幼稚園入園の記念にフォトスタジオで写真を撮影した海斗くんと雪ちゃん。ほっぺにキスをする写真を撮り、母親たちは大満足。しかし、冬子さんの夫は写真をみてモヤモヤするようでした。

そして、入園して数カ月後、雪ちゃんと海斗くんは幼稚園でそれぞれ新しい友だちと遊ぶようになり、冬子さんにも新しいママ友ができます。一方、夏美さんは夫の単身赴任が決まり、海斗くんと親子2人の生活が始まります。

冬子さんは、夏美さん親子に気をつかい、平日も休日も親子で遊ぶように。雪ちゃんは仲良しの女の子と遊ぶ機会がないまま、子どもたちは小学生になります。

夏美さんと冬子さんは、かつての子どもたちの写真を見て「本当に結婚したらいい思い出になる」と笑い合いますが、小学校では男子グループと女子グループの間に距離ができてしまい……。

親たちの願いとは裏腹に、子ども同士の関係が変化


放課後に仲良しの彩ちゃんたちとよく遊ぶようになった雪ちゃん。

夏美さん親子がご飯を食べに来ても、海斗くんと少し気まずそうな様子を見せます。

「異性同士、仕方ないけどね」と返す冬子さんに、夏美さんは今度の週末に一緒に映画に行こうと提案。そして、4人で楽しく週末を過ごすのでした。

▼子どもたちの様子をよそに、これまで通り「家族ぐるみの交流」を続けようとする夏美さんと冬子さん。しかし、親の都合で無理に子ども同士を引き合わせようとするのは、子どもにとって余計なお世話になってしまうことも。

子どもには子どもの自我や好みがあり、親同士の仲が良いからと言って、必ずしも子どもたちも仲がいいとは限りません。親が望む交友関係を子どもに強いることがないよう、重々気を付けたいものですね。


著者:マンガ家・イラストレーター 音坂ミミコ

ベビーカレンダー編集部

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