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わが子の初めての授業参観に出席。「感動の時間は最初の10分だけ!?」意外に過酷だったワケ

  • 2025.7.20

子どもが小学校に入って初めての授業参観。教室に並ぶ笑顔の保護者たち。しかし時間がたつにつれ、その場に妙な空気が漂い始めて?意外と過酷な“立ちっぱなし参観”の実態とは。

にこにこ笑顔で参観スタート

わが子の成長した姿を見るのを楽しみに、小学校に入学して初めての授業参観に足を運びました。どの子も一生懸命に手を挙げて発表したり、先生の話を聞いてうなずいたり。そんな姿に、自然と保護者たちも笑顔になっていました。

私は教室の端に立って、わが子を目で追いながら、「あぁ、大きくなったなあ」なんてしみじみ。他の保護者の目も、ちょっぴりウルウル。でも、それは最初の10分間だけのことでした。

教室の空気が一変…?

授業が進むにつれて、保護者たちの表情に微妙な変化が。誰も口には出さないけれど、なんだかソワソワ、足を動かす人が増えてきました。

そう椅子がないんです。子ども用の小さな椅子はあれど、大人が座る用の椅子はなし。板張りの床にスリッパ姿で立ち続けるのは、意外としんどいことを実感しました。足の裏がジンジンしてきて、ふくらはぎはカチコチに

保護者の皆さんの表情は真顔でも、心の中では「椅子が欲しい」と念じていたに違いありません。

沈黙の参観、声なきSOS

授業参観の後半にはもう、教室全体が“無言の耐久レース”状態に。誰かがしゃがんだら、自分もしゃがみたい。でも、最初にしゃがんだら負けな気がする。そんな妙な緊張感の中で、親たちは闘いを続けました。

授業が終わって「ありがとうございましたー!」と子どもたちがあいさつしたとき、心の底から拍手したのは、子どもへのねぎらいの気持ちだけではなかったと思います。保護者の心の中には、きっと同じ願いがあったはずです。「お願い、次は椅子を用意して!」

まとめ

授業参観は、子どもの成長を感じられる行事です。しかし立ちっぱなしなのは、結構つらいものがありました。感動と同時に「腰に来る」というリアルな体験を経て、次は中敷き入りのスリッパで挑もうと決意しました。わが子のために立ち尽くした時間も、笑える思い出となりました。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

著者:松井 はるか/30代主婦。2児の母。週2のパートと、最近始めた家庭菜園が息抜き。

イラスト/まげよ

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年5月)

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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