男性「思わず二度見した…」電光掲示板に映し出された“トラウマ級の悲劇”に「すぐさまカメラを向けた」

日常生活の中で、ゾロ目の数字や自分にゆかりのある数字、何か意味がありそうな数字を見かけると、思わず写真を撮りたくなる方もいるのではないでしょうか。

謎のちゃんねる（@uytiroi）さんが、「電光掲示板に表示された、阪神ファンにとって悪夢の数字」という話題をX（旧Twitter）に投稿し、注目を集めています。

いったいどのような数字だったのでしょうか？

気になる投稿が、こちら！

思わず二度見した pic.twitter.com/3Y7dXizCjK

— 謎のちゃんねる (@uytiroi) August 19, 2025

この投稿を見て、「どこが驚きポイントなの？」と首をかしげた方もいるかもしれません。確かに、一見するとただの時刻表示に見えますよね。

実は「334」という数字の並びは、プロ野球ファン、特に阪神ファンにとって、2005年の日本シリーズで阪神タイガースが千葉ロッテに4連敗し大敗した、「33-4」というスコアを連想させるのだそう。確かにプロ野球の試合で、このようなスコアはあまり見たことがないですよね。そのため、阪神ファンのみならず、プロ野球ファンの間でも語り継がれる数字のようです。

この駅では深夜帯に列車が走ることはほとんどなく、この日は花火大会のために臨時列車が特別に運行されていたとのこと。偶然が重なったからこそ、あの“特別な数字”が時刻表に並んだのですね。そんな奇跡の瞬間に、思わず写真を撮りたくなった投稿者さんの気持ちもわかりますね。

まさに奇跡の瞬間

投稿者さんに詳しくお話を伺いました。

ｰｰｰ注目を集めていますね！深夜帯の普通列車は珍しいですよね？

これは、午前3時に松阪駅で撮影したものです。通常は深夜帯の普通列車の運行はありませんが、三重県熊野市では年に一度の熊野大花火大会が開催され、深夜〜早朝にかけて多くの臨時列車が設定されました。現在、夜行列車は消滅したと言っていいくらい衰退していますが、この日だけは特別に夜も眠らない紀勢本線を見ることができたのです。

ｰｰｰなぜこちらを二度見したのですか？また、今まで見たことないほどレアなのでしょうか？

臨時列車の最終便である亀山行の松阪駅発車時刻が3時34分発となっており、ネット上でよく見かける「334」を連想した私は、すぐさま発車標にカメラを向けました。

「334」とは、20年前の日本シリーズ「千葉ロッテマリーンズ対阪神タイガース」で阪神が33-4の大敗を喫した悲劇が元ネタになっており、今でもネット上で謎の数式「334」を目にして不思議に思われた方も多いかと思います。

ｰｰｰこちらを見た時のお気持ちをお聞かせください。

率直に驚きました。偶然にも臨時列車の発車時刻が3時34分に設定されたこと、更には案内板に表示されたことが奇跡に近いと思います。というのも、紀勢本線内ではこのようなデジタルの発車標は特急が止まるような駅にしか設置されておらず、主要駅の松阪駅を3時34分に発車したからこそ実現した…ということになるのです。

ｰｰｰ投稿後の反応についてどう思いましたか？

これは絶対伸びる！と確信をもってポストしましたが、ここまで多くの反応をいただけて嬉しい限りです。

ｰｰｰまたなにか決定的瞬間を撮影しましたら、ぜひ投稿してくださいね。

プロ野球ファンにだけわかる

こちらの投稿には、さまざまなコメントが寄せられていました。

このポストから猛虎魂を感じる…

334っていうか3時あるの？っていう驚きが勝ったw

情報量多くてリプ欄色んな反応あるけどプロ野球好きな人だけ一目瞭然で分かるのおもろい。これ野球ファンあぶりだそうとしてる罠？阪神ファン気をつけて

コメント欄を見てみると、どこが二度見ポイントなのか「？」な方もいれば、一瞬で意味を察し、「これはすごい！」と盛り上がる野球ファンらしき方もいました。

パッと見はただの数字でも、見る方によっては“心に刺さる”特別な意味を持つことがあるのですね。ただ今回の数字は、阪神ファンにとってはあまり目にしたくないものだったかもしれませんね。

取材協力：謎のちゃんねる（@uytiroi）さん