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【都島】夏こそ食べたいメキシコ料理♪本場の手づくりタコスは「campechano(カンペチャーノ)」で!

  • 2025.7.16

<大阪発>こんにちは!リビングWeb地域特派員のいぶきです。 今回ご紹介するのは、本場の味を気軽に楽しめるメキシコ料理店「campechano(カンペチャーノ)」さん。 大阪メトロ谷町線「都島」駅1番出口からすぐ、桜通商店街のいちばん奥にひっそりとたたずむ小さなお店です。

出典:リビング大阪Web

campechanoさんは、今年9月で4周年を迎えるメキシコ料理の専門店。 店主・のりこさんが営むその空間は、どこかおだやかで、異国の陽気さとあたたかさがふんわりと混ざり合ったような雰囲気。 まるで旅先の街角で偶然出会ったお店のような、とっておきの一軒です。

店名「campechano」に込められた“融合”の想い

「campechano(カンペチャーノ)」は、スペイン語で「親しみやすい」「気取らない」といった意味をもつ言葉。 そしてもう一つ、「異なるものが混ざり合った、融合した」というニュアンスもあるのだとか。 この店名は、のりこさんのご主人が名付けたもの。 きっかけは、息子さんが大学時代にメキシコに興味を持ち、最終的に現地で就職されたこと。 それを機にご家族でメキシコを訪れる機会が増え、異国の文化や料理に親しんでいったそうです。 もともと中華料理店を営んでいたご主人が、「メキシコ料理も始めたい」と考えたとき、知人のメキシコ人に相談して教えてもらった言葉が「campechano」だそうです。 日本人が作る中華料理とメキシコ料理という異文化の融合。 そして、ジャンルにとらわれず、「おいしいものを自由に届けたい」という想いが、この店名に込められています。

出典:リビング大阪Web

トルティーヤから手づくり!本場のタコスに感動

campechanoさんの店内には、カウンター席とテーブル席があり、おひとりさまでもグループでも気軽に立ち寄れる雰囲気。

出典:リビング大阪Web

さらに、外には立ち食いスタイルの丸テーブルも設けられていて、ちょっとした屋台気分を味わえるのも魅力です。 また、店内にはメキシコで買い付けた織物や鞄などの雑貨も展示販売されていて、色鮮やかなアイテムが空間に彩りを添えています。

出典:リビング大阪Web

本場メキシコの空気を感じながら、いよいよお楽しみのタコス! こちらでは、タコスの生地となるトルティーヤをとうもろこし粉(マサ)から手づくりしているのが最大の魅力です。

出典:リビング大阪Web

トルティーヤの生地

伸ばした生地を注文を受けてから一枚ずつプレスして焼き上げるトルティーヤ。

出典:リビング大阪Web

トルティーヤマシーン一度に何枚も作る時、大きく薄いトルティーヤを作る

出典:リビング大阪Web

トルティーヤ生地をプレスする道具

さらに、アボカドディップ(ワカモレ)などを作るときに使われるメキシコの伝統的な石臼「モルカヘテ」も見せていただきました。 重厚感のある黒い石の器は、現地の市場で実際に使われているものと同じで、道具からも本場の空気が感じられます。

出典:リビング大阪Web

また、メキシコ料理というと「辛いのかな?」というイメージがあるかもしれませんが、サルサ(ソース)で辛さの調整もしてもらえるので、お子さん連れや辛いものが苦手な方でも安心です。 実際の辛さの調節には、“チレ”と呼ばれるメキシコの唐辛子が使われていて、チレが入っていないサルサは辛くなく、辛みの少ないチレを加えたものはピリ辛に。 辛さの段階が選べるのがうれしいポイントです。手づくりのサルサのほかにも、好みに合わせたサルサをかけて調整することもできます。

タコスは、手づくりのトルティーヤに具材をのせて半分に折って食べるスタイル。 具材は、牛・豚・鶏などのお肉をじっくり煮込んだものがメインで、トマトやタマネギなど、それぞれに合った野菜がトッピングされています。 今日いただいたのは、本日のおススメ【パストール(ポークタコス)】。

出典:リビング大阪Web

パストール(ポークタコス)750円

2種類の辛さが異なるサルサが添えられていて、まずはサルサなしでライムをかけて素材の味を堪能し、次にそれぞれのサルサをかけて味変を楽しみました。 トルティーヤはもちもちで香ばしく、ひとくちで本場の味に引き込まれるおいしさ! 甘酸っぱいパイナップルが絶妙にマッチしていて、シンプルながら素材の旨みがぎゅっと詰まった一皿に、思わず無言で食べ進めてしまいました。

ボリューム満点!具たっぷりブリトーでご褒美ランチ

もうひとつの人気メニューが、メキシコ風のラップサンド「ブリトー」。 コンソメなどで炊き込んだご飯に煮込んだお肉、アボカド、チーズ、野菜、豆などをトルティーヤで包んだ、ボリュームたっぷりの満足ランチです。 campechanoさんのブリトーは、あらかじめ3等分されてお皿に盛りつけられているスタイル。 断面から具材がこぼれるほどたっぷり詰まっていて、目でも楽しめる一品です。 タコスとはまた違った包み方と食べごたえで、やさしくてリッチな“メキシカンごちそう”という表現がぴったり。 本日いただいたのは、【チキンのブリトー】。

出典:リビング大阪Web

チキンのブリトー 800円

サワークリームと、チレの入っていないやさしいトマトベースの「メヒカーナ」というサルサがかかっていて、クリーミーな味わいが絶品! サワークリームとご飯がこんなに合うなんて…!感動のやさしいおいしさでした。 また、お子さまには、チーズとお肉や野菜などをトルティーヤで挟んだホットサンドのような【ケサディージャ】というメニューもオススメだそうですよ。

出典:リビング大阪Web

メキシコの味をもうひとくち。「アグア・デ・ハマイカ」で爽やかに

この日、料理と一緒にいただいたのは、メキシコならではのソフトドリンク「アグア・デ・ハマイカ」。

出典:リビング大阪Web

ハイビスカスの花びらを煮出して作られた、甘酸っぱくてほんのりスパイシーなドリンクです。 美しい赤紫の色味も印象的で、蒸し暑い日にぴったりの爽やかさでした。 そのほかにも、お米・ミルク・シナモンで作られる「オルチャタ」という伝統的なドリンクも人気だそう。 メキシコの家庭で親しまれている味を、日本でも楽しめるのがうれしいですね。 さらに、メキシコ料理に合うオリジナルブレンドのコーヒーも取り扱っているとのこと。 ほっと一息つきたいときにぴったりの1杯です。

テキーラは“味わう”お酒。大人のメキシカンタイムをどうぞ

メキシコのお酒といえば、やっぱり【テキーラ】! アルコール度数の高さやショットで一気に飲むイメージが強いですが、本来は「香り」と「味」をゆっくり楽しむお酒なんだそうです。 campechanoさんの店内には、本場メキシコのテキーラがズラリ。中には貴重な銘柄も!

出典:リビング大阪Web

気になる方は、店主のりこさんに聞いてみてくださいね。 また、メキシコビールも取り扱っており、料理とのペアリングを楽しむのもおすすめ。 お酒が飲める方は、ぜひ“メキシコの夕暮れ気分”を味わってみてはいかがでしょうか?

夏のお出かけ先に、ぜひ! 旅気分でメキシコの魅力をまるごと味わえる一軒

夏こそ食べたいスパイシーなメキシコ料理。 料理はもちろん、ドリンクやお酒を通しても、メキシコの文化やのりこさんのあたたかさを感じられるのがcampechanoさんの魅力。

出典:リビング大阪Web

店主・のりこさん

都島にいながら、本場の空気を五感で楽しめる特別な時間が流れています。 campechanoさんの最新メニューは、Instagramでチェックしてみてください。 ストーリーズでは、当日のメニューやおすすめドリンクも紹介されていて、思わず「今日行っちゃおうかな」ってなっちゃいますよ♪ 店主・のりこさんがすべて手がけているため、ランチ営業は不定期。 訪れる際は、Instagramをチェックしてからどうぞ。予約も可能なので、気になる方は早めにご相談を。

campechano(カンペチャーノ)
住所:大阪市都島区都島本通3-9-20
(大阪メトロ都島駅1番出口から徒歩4分)
営業時間:18:00~23:00 L.O. 22:00
土・日曜&不定期:12:00~14:00
定休日:木曜
店内全席禁煙、外で喫煙可能
https://www.instagram.com/campechano2020/

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