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「遊ばない」断っても毎日来る近所の子。玄関前で泣かれて罪悪感…でも息子に意地悪されるのもイヤで?

  • 2025.7.15

夫・トト、長男・かいくん、長女・まあちゃんと家族4人で暮らすかかじりさん。お隣には、かいくんと同い年の男の子・こうたくんが住んでいます。かいくんとこうたくんは、すぐに仲良くなり、よく遊ぶように。
ところが、こうたくんママは見守りに出てこず、子どもの見守りはいつもかかじりさんひとり。さらに、こうたくんはかいくんに意地悪をするようになり、他にも問題行動を繰り返すようになります。
そんなある日、こうたくん宅の窓が開いて網戸になっていることに気付いたかかじりさん。「声を聞くだけでは子どもの見守りにはならない……」そう思っても、かかじりさんはこうたくんママに直接注意できません。
しかし、こうたくんの問題行動はどんどんエスカレート。かかじりさん宅へ黙って侵入してトイレマットを汚したり、ペットの犬を勝手にかかじりさん宅へ入れて遊ばせたり、かいくんのカブトムシを欲しがってワガママを通そうとしたり。
さらに、こうたくんに砂を投げられて喧嘩になってしまったかいくん。かかじりさんが注意したものの「投げてない」と嘘をつくため、こうたくんには「意地悪するなら遊ぶのはやめよう」と伝え、かいくんには「意地悪を我慢する必要はない」と伝えますが、かいくんはそれでもこうたくんと遊びたがって……。

かいくんに向かって砂を投げた翌日も、遊ぼうと誘ってくるこうたくん。

しかし、かいくんは「ぼく、もうあそばない」とこうたくんへ宣言。さらに、「いじわるばっかりするもん。あそびたくない」と自分の気持ちを伝えたかいくん。

それを聞いたこうたくんは、「なんで!」と怒りながら逃げるように家に帰っていきました。

かいくんなりに考えて出した『もう遊ばない』という結論ですが、必死に涙を堪えていたのです。

息子と友だちの関係に悩んだ結果…

かいくんがこうたくんの誘いを断った日の夜、かかじりさんはどうしたら良かったのか……と悩んでいました。

その日以降、こうたくんが来ても断り続ける日々。
月日が経つにつれ、一度は来なくなったこうたくんでしたが、ある日、久しぶりにかかじりさん宅を訪ねてきました。

かいくんは「ぼく、いくよ!」と意を決して応対することに。

すると、こうたくんは初めてかいくんに謝罪しました。それを受けたかいくんもこうたくんに謝り、2人は仲直り。そして、付き添いで来ていたこうたくんママも、初めてかかじりさんへ謝罪したのです。

子ども同士のトラブルは、どこまで親が介入すべきなのか悩ましいですよね。何が正解かわからないので、「どうしたら良かったのか……」と悩んでしまうかかじりさんの気持ちもよくわかります。かいくんに拒否されたことで、初めて意地悪したことを後悔した様子のこうたくん。2人が仲直りできて良かったですね。


著者:マンガ家・イラストレーター かかじり

ベビーカレンダー編集部

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