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伊藤美誠撃破の朱雨玲が見せた復活劇「世界1位が帰ってきた」 トップ10を3連破の30歳に中国メディア脱帽「繊細で積極的」【卓球・USスマッシュ】

  • 2025.7.13
朱雨玲(C)WTT
SPREAD : 朱雨玲(C)WTT

卓球の「USスマッシュ2025」は12日(日本時間13日)、女子シングルスの準決勝が行われ、世界ランキング14位の朱雨玲(マカオ)は同8位の伊藤美誠(スターツ)と対戦。ゲームカウント4ー2で勝利して決勝進出を果たした。
今大会実力者を次々に破って決勝進出を決めた元世界ランキング1位の復活に中国メディアも称賛の声を寄せている。

■およそ5年半ぶりの戦いで躍動

今季の好調ぶりを見せつけて日本女子で唯一のベスト4進出を果たした伊藤と対峙したのは朱雨玲。伊藤とは5年半ぶりの戦いとなった元世界ランキング1位は立ち上がりを支配して第1、2ゲームを連取した。
持ち味のフォア中心の強打を許さずに試合を支配した元世界1位は第3、4ゲームにツッツキ中心のレシーブに勝機を見出した伊藤の対策に遭い、2ゲームを返されたが、第5ゲーム以降は再びゲームをコントロールして、日本の実力者を退けた。
中国メディアの『捜狐』がこの一戦を振り返っており、過去2連敗を喫していた伊藤との対戦について「この2度の敗戦により朱雨玲は一度は衰退していったこともあり、リベンジ戦とみなされていた」と言及。そんななか、元世界1位が見せた巧みな試合運びについて「最終的には朱雨玲がより繊細かつ積極的なプレーを見せた」と称えている。
今大会朱雨玲は3回戦で現世界ランキング2位の王曼昱(中国)、準々決勝で同10位の申裕斌(韓国)を下し、同8位の伊藤とトップ10に3連勝する快進撃を見せている。この復活劇に「私たちがよく知る世界ランキング1位が帰ってきた」と称賛の声を浴びせている。
甲状腺がんによる療養もありながらカムバックを果たし、再び世界のトップへ戻ってきた朱雨玲。決勝へ勝ち進んだ30歳がそのまま優勝を果たせるかは注目となる。

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