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張本智和、台湾エース撃破&4強入りを振り返る「毎回接戦でタフな試合」 世界1位・林詩棟との大一番には「万全の準備を」【卓球・USスマッシュ】

  • 2025.7.12
張本智和(C)WTT
SPREAD : 張本智和(C)WTT

卓球の「USスマッシュ2025」は11日(日本時間12日)、男子シングルスの準々決勝が行われ、世界ランキング4位の張本智和(トヨタ自動車)は同8位の林昀儒(台湾)と対戦。ゲームカウント4-2で勝利して、準決勝進出を決めた。
日本男子では唯一となるベスト4進出を決めたエースが試合後に自身の戦いを振り返っている。

■「TTR」成功で流れを掴む

同世代で長年しのぎを削ってきた台湾エースとの戦い。張本智は第1ゲームをデュースの末に落としたものの、第2、3ゲームを接戦でものにして流れを掴む。試合中には「TTR(テーブル・テニス・レビュー)」を成功させるなど冷静な判断も光り、23歳のサウスポーを退けた。
張本智は試合後に「彼とは何度も対戦していますが、毎回接戦でタフな試合になる」と林昀儒との対戦の印象を明かしつつ、「今日の試合はいつも以上に準備を整えて挑んだ。今日の戦術はベストとは言えませんでしたが、一つひとつのポイント、1球1球に集中して全力を尽くした」と緊張感ある試合をものにできた要因を述べた。
自身初のグランドスマッシュ大会での4強入りを果たした張本智だが、「まだ2試合残っている。(ベスト4進出で)嬉しい気持ちもあるが、まだまだ戦い続けなければならないことも分かっています」と気を引き締める。決勝進出をかけて世界ランキング1位の林詩棟(中国)と対戦するが、大一番に向けては、「彼は非常に強い選手なのは分かっている。チャレンジャーとしての精神を持ちながら、今日よりもさらに強い闘志を持って、万全の準備をしたい」と意気込んだ。
今大会上位勢が敗退した女子シングルスに対し、男子は林詩棟、王楚欽(中国)、張本智、フェリックス・ルブラン(フランス)と実力者が顔を揃えた。優勝争いに参戦してきた日本のエースが中国の世界1位相手にどのような戦いを見せるのか。

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