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【“いるいる”男女図鑑No.13】「ひとりでしにたい」“綾瀬はるか系女子”の生態を探る!

  • 2025.7.12

「ひとりでしにたい」綾瀬はるか演じる、山口鳴海の生態

「ひとりでしにたい」綾瀬はるか演じる、山口鳴海の生態
「ひとりでしにたい」綾瀬はるか演じる、山口鳴海の生態

【“いるいる”男女図鑑】は、話題のドラマ作品からキャラクターを勝手に抜粋し、人間観察が好きなアラサーが、その人物の生態について考察や偏見を交え、ありとあらゆる角度から、ドラマの登場人物について勝手に言語化してみた“ゆる〜い”人間観察日記です。

今回は、2025年7月12日(土)22:00に第3話が放送されるNHK土曜ドラマ「ひとりでしにたい」から、綾瀬はるかさん演じる、山口鳴海を観察! 本作は、漫画家・カレー沢薫さんによる同名漫画が原作の作品。主人公・山口鳴海が、幼少期に慕っていたキャリアウーマンだった伯母・山口光子(山口紗弥加)が孤独死をしたことをきっかけに、39歳独身の自身の終活、親の終活について考え始める物語です。美術館の学芸員として働きながら、アイドルオタクをして、自分で買ったマンションで猫を飼い、自由に生きている鳴海は、ひとりでよりよく死ぬためにさまざまなことに考えを巡らせるようになります。密かに鳴海に興味を持っている官庁から出向中のエリート・那須田優弥(佐野勇斗)から受け取る知識を素直に聞き入れる一面もあります。

好きなことに猪突猛進な39歳、山口鳴海の私生活を勝手に考察!

第1話では婚活に向かおうとしつつ、終活に方向転換した鳴海。一人暮らしの部屋で白い猫・魯山人と一緒に暮らしています。部屋の中には、猫グッズがたっぷり。猫が遊ぶおもちゃだけでなく、猫の陶器の置物なども並んでいます。原色の猫グッズは避けたいなあと思いつつ、魯山人は淡色のおもちゃでは遊んでくれなかったりして。一生懸命、猫じゃらしを振っても、プイッとそっぽを向かれてしまっていたりするのでは。遊んでくれないとわかりつつも、淡色や木でできたおもちゃを買うのをやめられない。猫のおもちゃを買っていたら、パソコンに猫の置物などの広告が出てくるように。おもちゃだけでなく、猫がデザインされた日用品も買ってしまうように。家の中だけでなく、ポーチやハンカチなども猫グッズになっていたりして。

アイドルグッズのアクスタやポスター、チラシ、雑誌の切り抜き、ぬいぐるみ、Tシャツなどは魯山人にイタズラされないように、別の部屋へ避難。寝室の一角に推しグッズコーナーがあったりして、寝る前に「おやすみ!」と声をかけるのが日課。寝室に絶対に魯山人を入れないようにしているが、たまに入られてしまうことも。「イタズラしないで〜!」と焦りつつも、推しぬいぐるみに魯山人の白い毛が付いているのはなんともかわいく、「推しと推し!!」といいながら、スマホを構えて激写しているのでは。

好きなことに邁進して生きている鳴海。家族の前や会社の同僚の前では、自由に振る舞っている鳴海だが、学芸員として美術館内に出ている時は別人。スッキリとした顔つきで落ち着いた印象を見せながら、闊歩しています。魯山人やアイドルに見せるときのデレデレとした笑顔とは打って変わり、口角をキュッとあげた微笑を浮かべて、お客さんに会釈。そんな鳴海を影から見ている那須田は「別人だな……」なんて呟いているかも。ちなみに美術館内で猫をかぶるために、“THE美術館学芸員”といったような丈長めのスカートやストレートパンツ、ジャケットやジレを選んで買っている。洋服で外面スイッチを入れているのかも。家に帰るとそのヒラっとした洋服の裾に、魯山人がジャレつくため、帰宅後すぐにアイドルのライブTシャツとジャージに着替えていたりするのかも。

今回はこんな様子で人間観察好きのアラサーが、「ひとりでしにたい」から、“山口鳴海の私生活”を考察してみました。次回はどんなドラマ・キャラクターを抜粋するのか……お楽しみに♪

(イラスト・sakanamagazine)

(古澤椋子)

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