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キャサリン妃、サラ・バートンによるジバンシィのカスタムドレスを晩さん会で着用

  • 2025.7.11
State Visit By The President Of The French Republic - Day One

国賓としてイギリス公式訪問したフランスのエマニュエル・マクロン大統領夫妻を招き、公式晩さん会をウィンザー城で主催したチャールズ国王アン王女やエドワード王子&ソフィー妃ら王室メンバーをはじめ、ミック・ジャガーやエルトン・ジョンなどセレブが出席し、ウィリアム皇太子キャサリン妃の姿も。

この日、キャサリン妃が纏ったのは、流れるようなエンパイアラインが特徴的なサラ・バートンによるジバンシィ(GIVENCHY)のカスタムドレスだ。手にはスズランのモチーフが刺繍されたイブニングクラッチを持ち、故ダイアナ妃のお気に入りでも「ラバーズ・ノット・ティアラ」を合わせた。このティアラは1913年にジュエラーのガラード(GARRARD)によって製作されたもので、ダイヤモンドと19個のパールが特別な輝きを放つ。

State Visit By The President Of The French Republic - Day One

キャサリン妃が、フランスのメゾンブランであるジバンシィを選んだことは、ファッション外交の明確なステートメントとなった。アレキサンダー マックイーン(ALEXANDER MCQUEEN)を去ったサラ・バートンが、ジバンシィのクリエイティブ・ディレクターに就任後、初めて晩さん会でキャサリン妃にドレスを提供することは、これまでで最も注目を集めた瞬間のひとつだ。彼女の就任は2024年9月に発表され、デビューコレクションは2025年3月にお披露目された。

また、キャサリン妃はバートンの長年のミューズとしての役割をさらに確固たるものにしたとも言える。2011年にウェストミンスター寺院でウィリアム王子と結婚する際、今や王室のアイコンとなっている彼女が着用したレースのウエディングドレスを手がけたのも彼女だった。かつてエリザベス女王が、英国人ファッションデザイナーのノーマン・ハートネルと長年にわたって関係を築いたように、キャサリン妃はこれからもサラ・バートンとともにファッションストーリーを刻んでいくことになりそうだ。

Text: Elise Taylor

From VOGUE.COM

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