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【LIL LEAGUE】「ずっとケンカできる仲でいたい」【sweet web独占】

  • 2025.7.12

LIL LEAGUE(リル リーグ)が、7月2日(水)に5thシングル『真夏ノ花火』をリリース。
恋愛の儚さと美しさを描いた夏にぴったりな楽曲の聴きどころや、花火にまつわる思い出など、メンバーが語った素顔満載のインタビューを、撮り下ろしのカットとともにお届けします♡

――新曲「真夏ノ花火」は、どのような仕上がりになっていますか?

真虎「漢字とカタカナがタイトルに使われているところから想像していただけるかもしれませんが、今回は日本らしさが全面に出ている楽曲です。曲調も妖艶な感じに仕上がっていて、最近のLIL LEAGUEはアメリカンなスタイルの曲が多かったので、今回はちょっと違う新しい風を吹かせられるような感じになったと思います」

碧空「歌詞は花火を大きなテーマにしてるんですけど、ちょっと抽象的でありながらも、どこか具体的な部分もあって。儚さや美しさが曲全体に散りばめられていて、繊細さも感じられる楽曲です」

晃大「これまでのバラードとは全然違うテンポ感のある曲で、恋愛の儚さをテーマにした物語が描かれています。『15分』や『1番星』はバラードだったけど、今回初めてこういったかたちで恋愛を歌ってすごく新鮮でした」

竜大「恋愛ソングと言っても、ちょっと大人な恋の感じが出てきたと言いますか。今までは純粋な感情を歌ってきたけど、今回はもっと広い視野で、葛藤や自分の中での感情をどう表現するかっていうところにこだわりました。それが楽曲の中で細かく描かれていて、すごく鮮明に伝わる部分が多いんです」

星那「シングル自体、今年の夏はLIL LEAGUEの色に染めるっていうテーマで作りました。リード曲『真夏ノ花火』をはじめ、他の収録曲も新しい挑戦が詰まっていて、まさにLIL LEAGUEの新たな挑戦が感じられる一枚になったと思います。アーティストとしても確実に進化を感じられる曲に仕上がっているので、ぜひみなさんにもその変化を楽しんでほしいです」

――先日MVも公開されましたね。

晃大「MVはドラマ仕立てで演技もしているんですけど、特に印象的だったのは、僕が物語の展開のきっかけになるようなことをメンバーに伝えるシーン。カメラカットの関係で、メンバーみんながはけちゃって、誰もいない場所に向けてセリフを言わなきゃいけなかったんですけど、正直誰もいないのにセリフを言うのがすごく不安で(笑)。いつもは撮影でメンバーと一緒にいることが多いから、初めて一人でそのシーンをやった時はちょっと苦戦しました」

隼麻「今回のMVは、これまでの作品の中でも特に時間をかけて振り付けを詰めました。ひとつひとつの振りの角度や細かい部分までメンバー全員で意見を出し合いながら、すごく長い時間をかけて練習して……。MV自体も僕たちの年齢ならではの恋愛をテーマにした儚い恋を描いていて、そんな切なさや美しさを表現した映像になっています。出来栄えには自信があります!」

――楽曲を聴いて、高音パートを歌いながら踊るのが大変そうだなと感じました。

星那「それはもう、とてもとても(笑)。今回の振り付けは花火をテーマにした楽曲なので、全員で一体となって花火を見せるような演出になってるんですけど、しっかり歌って踊るスタイルなんですよ。最近のLIL LEAGUEは歌っている人はダンスを調整して、他のメンバーが全力で踊るスタイルが多かったんですが、今回は原点回帰して、全員で100:100で。高音部分は難しいです……」

隼麻「僕は星那くんの、“響く笛の声も〜”(急にモノマネ調で歌い出す)の“声も〜”の部分の歌い方すごく好きです」

星那「(爆笑)」

真虎「“も〜”の声の抜き方いいよね。僕もそのパートにつながる“赤と白 街の中にぶら下がる提灯も”からの部分めちゃ好きです」

碧空「僕も星那くんのパート、“汗ばむ手と手が繋がる You and me”ってところが好きです。汗ばむ手と手が繋がるなんてもう……夏だからこその歌詞ですよね!」

星那「みんな僕のパートを褒めてくれてありがとう! 僕は最後の竜大パート“鮮やか 刹那に落ちていく火が”から終わりまでの部分が好きです。ちょっと言い回しが独特で、でもその中で真夏に咲いた青春のような恋を表現しているところが、個人的に刺さって。邦楽を今までたくさん歌ってきた竜大が最後を締めるというのもすごくいいなと」

(ここで一度全員写真撮影のため席を外し、戻ってきた人から順にインタビュー開始!)

――最後、“消えないでくれよ”と繰り返す歌詞で締められていますが、今後の自分やグループの未来について、永遠に続いてほしいと思う瞬間やことはありますか?

真虎「LIL LEAGUEでグランプリを頂いてから、もう3年が経ったんですけど、その中で変わらないのは、メンバー同士の化学反応というか、グループの一体感ですね。普段からすごく意識してやっていて、例えばリハーサルが始まるとみんな一気に切り替えて、お互いに指摘し合ったり、褒め合ったりしながら進んでいきます。でも、リハが終わった瞬間には、またみんなでバカみたいな話をして笑い合って、切り替えが本当に早いんです。そうやって、真剣にやる時はやるけど、終わったらリラックスして、変な意味でなれ合いがないというか。そういう雰囲気が続いていけばいいなと思っています」

星那「お互いを指摘し合うこと、ですね。LIL LEAGUEって、本当に相手のためを思って妥協せずに言い合うことが根付いているんです。それがグループのために必要で、大事なことだと思っているので、常にリハーサルの中でもピリピリした時間を作ったりして」

真虎「一緒だ!」

星那「やっぱりそこだよね。グループができたとき、やっぱりどうしても年齢差を感じるなか、最初は本当に仲良くなることが大事でした。どんなふうにお互いにプラスの影響を与え合い、相乗効果で進化していくかをとにかく考えて。HIROさんやSHOKICHIさんが作り上げてくれたこのグループには、それを崩さないようにしないと意味がなくなってしまうと思っています。いちアーティストとしても、LIL LEAGUEが存在する意味としても、妥協せずにここからも進化し続けていくことが大切だと思っています」

碧空「えー……っと、(星那と真虎に向かって)どんな感じ?」

星那・真虎「いやいや、それは難ちゃんの口から!」

碧空「メンバー会議!」

星那「真面目か!(笑)」

碧空「僕たちは、定期的に集まって話し合おうって決めているわけではないんですけど、何かあるとメンバーでよく話し合っています。何年も活動していっても、そういうコミュニケーションを欠かさずに続けていきたいなと思っています!」

隼麻「やっぱりLIL LEAGUEのグループの雰囲気ですね。自分たちは一緒に住んでるっていうのもあるのですが、本当にファミリーみたいな感じで、すごく仲がいいグループだと思います。これからもずっと仲のいいグループであり続けたいと思っているし、どんなことがあっても、6人とスタッフさんで一緒に乗り越えられる雰囲気がずっと続いてほしいなって思います。これから色んなことを経験する中で、この絆がより強くなっていくはずだからそれを大切にしていきたいです。時にはケンカもしますけど……(笑)」

星那「ケンカばっかだよな(笑)」

真虎「そんなことでケンカする?みたいなこどもっぽいことばっかりで(笑)」

晃大「永遠に続いて欲しいことですか? 永遠に続いて欲しいこと……。なるほど、永遠に続いて欲しいことか……、うーん……」

竜大「ボケようとしてる?」

晃大「してない、してない(笑)」

星那「ちなみに、オレと真虎、難ちゃん、隼麻は一緒だった」

晃大「え、すっげぇプレッシャー!」

全員「(大爆笑)」

晃大「純粋になんですけど、今僕たちが掲げている夢はドームツアーなので、それを達成した後も、ずっと夢を持ち続けるグループでありたいと思っています。夢を追い続けて、期待され続けるグループとして、ずっと続いてほしいです」

全員「……(しーん)」

晃大「絶対違ったぽいですね!(笑)」

全員「(大爆笑)」

星那「いや……、なんかオレらと似てると思う。結構一緒やと思う」

晃大「いらんわ、そのカバー!(笑)」

――最後、竜大さんは永遠に続いてほしいと思う瞬間やことはありますか?

竜大「オレ、(みんなが言ったこと)わかったかもしれない。って、これ、当てにいくみたいな感じ?」

星那「違う、違う(笑)。自分が思っていることを教えて欲しい」

竜大「ずっとケンカできる仲でいたい」

全員「おぉ〜!!!!!(ハイタッチ)」

竜大「ケンカもできる関係というか、隠し事はしないようにしたいですね。自分の感情を変に気を使って言えなかったりすると、グループとして本来進むべき方向がズレてしまうことがあると思うんです。だから、どんなときでも本音で語り合い、お互いぶつかり合いながら、新しいものを生み出せるような関係でいたいです」

全員「パチパチパチ(拍手)」

晃大「夢のためにケンカもしますから」

星那「いい感じにつなげたな(笑)」

――では最後にみなさんの花火にまつわる思い出を教えてください!

碧空「デビュー年の2023年はメンバー全員で手持ち花火をしました」

隼麻「そうだ、ちょうどデビュー半年の日に!」

真虎「リハーサル終わりにみんなでコンビニ寄ったら、でっかい花火セットが置いてあって。それ見て星那くんが“誰か買ってや”って、自分は買わないで(笑)」

全員「(大爆笑)」

真虎「それで、晃大くんが買ったんよな?」

晃大「僕は“半年記念やらん?”って言ったんですよ。そしたら言い出しっぺみたくなって、星那くんが“買えよ”って。“お前やりたいんだったら、買えよ”って」

星那「(大爆笑)。違う、違う、言い方きついわ〜」

竜大「なんならついでにアイスも買わされてたよ」

全員「買わされてた(大爆笑)」

竜大「花火が置いてある台の下に、アイスが置いてあったんだよね。それで一人ずつカゴにどんどん入れてって、結局晃大が払うっていう」

星那「まさに、消えないでくれよこのまま、やな」

全員「(大爆笑)」

photo : FUMIKO SHIBATA

text : MIHOKO SAITO

edit : sweet web

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