1. トップ
  2. グルメ
  3. 名水で作ったクラフトビールで乾杯♪日本一小さなビール工房「こぼこぼ」

名水で作ったクラフトビールで乾杯♪日本一小さなビール工房「こぼこぼ」

  • 2016.5.9
  • 6568 views

岐阜県郡上八幡(ぐじょうはちまん)のビール工房&パブ「こぼこぼ」は、奥美濃の清流が育む名水仕込みのクラフトビールが味わえる、日本最“小”級のビール工房として話題のお店。豊かな香りと味わいの秘密は、郡上の名水はもちろん、ビール好きのオーナーの想いにありました。

江戸時代の趣が残る町家の一角に

郡上八幡のコミュニティバス・まめバスの新町停留所を降りてすぐ、風情漂う人気スポット「やなか水のこみち」にもほど近い、清流のせせらぎが心地よい場所。

江戸時代から続く古民家を改装した「町家玄麟(まちやげんりん)」の一角に「こぼこぼ」はあります。

エントランスから店へと続く通路はノスタルジックな情緒にあふれ、まるで古い路地に迷い込んだかのような雰囲気。

旧家の風合いを生かした店内からは中庭の緑を望むことができ、非日常の気分をいっそう高めてくれます。

名水に惚れこんだオーナーのこだわり

「こぼこぼ」で味わえるのは、地下の工房で醸成されたクラフトビールです。

もともとビール好きだったというオーナーの松本さんは、20年ほど前から趣味でビールづくりをスタート。おいしさを追求してたどり着いたのが、郡上八幡の名水だったそうです。

「澄んでいるだけでなく、やや硬水よりの水質で深煎り麦芽と相性がよいのです」と松本さん。店内のビールサーバーは地下の工房の樽とつながっていて、発酵熟成中のビールをそのまま飲むことができます。

麦が香るビールで、ほろ酔い気分

お店いち押しの「こぼこぼエール」(550円)は、香りと味わいが濃く、後味のキレが早め。麦100%の豊かな香りがたまりません。苦みが後に残らないので、ビールが苦手な人でも飲みやすいですよ。

淡色のペールエールのほか、クリームエール、ビター、スタウトなどの中から選ぶことができます。小さな単位で樽ごとにつくっているから、様々な種類を楽しめるんですね。

マッシュポテトの中にあいびき肉が入った「イングリッシュコテージパイ」や、自然農法の野菜を使ったピクルスなど、ビールと合うフードメニューも豊富にそろっています。 こぼこぼのビールは店内飲食のほか、1杯500円でテイクアウトも可能。小瓶も販売されているので、おみやげに買っていくのにもぴったりです。

地下のビール工房は、発酵・熟成中の樽の様子を公開しているため、購入ついでに寄ってみるのも面白いですよ。

日本でいちばん小さなビール工房の大きなこだわりを味わいに、水のまち・郡上八幡を訪れてみませんか?

の記事をもっとみる