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寝ている間にキレイを育てる! 美肌を叶える睡眠習慣って?

  • 2025.7.10

「寝ても疲れが取れない。」「夜中に目が覚める。」そんな悩みを抱えていませんか。

質のいい睡眠は、美容に欠かせません。

アンチエイジングアドバイザーの筆者が、しっかり眠ることで得られる美容のメリットと、それがより効果的になる、寝る前のおすすめ習慣をご紹介します。

■しっかり眠ることで得られる美容メリット

健やかな若々しい美肌を育む

深い眠りに入ると成長ホルモンが分泌され、細胞の修復や代謝促進による再生が促されます。その結果、肌のターンオーバーも整い、健やかな美肌を育む効果が期待できます。

また、睡眠中に分泌される成長ホルモンには、コラーゲンの生成を促進させる効果があります。しっかりと眠ることは、肌のハリ・弾力を維持し、エイジングの進行を緩やかにするためにも欠かせません。

豊かな美髪を育む

成長ホルモンは、髪の成長頭皮の新陳代謝・修復にも関わっています。

豊かな美髪を育むためにも、しっかり眠ることは大切です。

■美容のための寝る前のおすすめ習慣6つ

十分な睡眠を取るだけでなく、寝つきが良いことも肌に良い影響を及ぼすことがわかっています。質の良い睡眠と、スムーズな入眠のためにおすすめしたい習慣は、以下の通りです。

(1)就寝時間ほど前にぬるめの湯船にゆったり浸かる

人は、深部体温が下がっていくタイミングで眠気を感じると言われています。そのため、就寝予定時刻から逆算して入浴すると、良いタイミングで眠気を感じる効果が期待できます。

39〜40度程度のぬるめのお湯に10〜15分程度浸かり、就寝予定時刻の90分前には入浴し終えるのが理想です。

(2)頭や肩、首のコリなどをほぐす

入浴後に血流が良くなり、ほぐれやすくなったタイミングで、デスクワークや長時間のスマホ使用などで凝った、頭や肩、首をほぐしましょう。

頭皮用のマッサージャーなどを使うのもひとつの方法ですが、ストレッチを行うのがおすすめです。

大阪大学の研究によると、気持ちのいいストレッチは、カルノシンという筋肉で作られるタンパク質を少量放出するのだそう。

その結果、肝臓・副腎・膵臓・腎臓の交感神経を低下させ、さらに、血圧や深部体温の低下も促し、寝つきを良くする効果が期待できます。

(3)就寝時間の1時間ほど前にはリラックスして過ごす

遅くても、就寝の1時間ほど前には眠るための準備をしましょう。室内の照明は落とし、音楽を聴く場合にはテンポが早いものよりもリラックスできる、ゆったりとしたものがおすすめです。

テレビを観たり、スマホやPCを使用したりすることは控えましょう。読書をする場合は、先が気になって交感神経が刺激されるようなものは避けましょう。

(4)リラックス作用のあるアロマを利用する

精油の効果を利用してスイッチを入れ替える方法があります。

就寝の少し前に、ラベンダーなどリラックス作用のあるアロマをディフューザーで焚いたり、ピローミストに吹きかけたりするなどがおすすめ。

リラックスでき、睡眠のための心の準備をすることにつながります。

(5)その日あったことを振り返らない

ベッドや布団に入ると、ついその日あったことを振り返りがち。けれど、楽しかったことも不満に感じた出来事も、思い返すと交感神経を刺激してしまう可能性があります。

そのため、眠る直前は、その日にあったことを振り返らないのがベストです。

(6)“寝る直前”に、パジャマを着てベッドや布団に入る

入浴後にパジャマに着替える人が多いかもしれませんが、眠るためのスイッチを入れるためにも、眠る直前にパジャマに着替えるのがおすすめです。

同様の意味合いで、ベッドや布団に入るのも、寝る直前にしましょう。

小さな積み重ねのように感じる習慣が、スムーズな入眠と質の良い睡眠に繋がります。ぜひ今日からお試しください。

(アンチエイジングアドバイザー 遠藤 幸子)

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