1. トップ
  2. ヘア
  3. 早田ひなが戦績優位も、17歳張本美和の進化で実力拮抗 日本女子屈指の同士討ちの行方 世界女王と対戦の可能性も【卓球・USスマッシュ】

早田ひなが戦績優位も、17歳張本美和の進化で実力拮抗 日本女子屈指の同士討ちの行方 世界女王と対戦の可能性も【卓球・USスマッシュ】

  • 2025.7.9
早田ひな、張本美和(C)ITTF、WTT
SPREAD : 早田ひな、張本美和(C)ITTF、WTT

卓球の「USスマッシュ2025」は8日(日本時間9日)、女子シングルスの2回戦が行われた。ともにストレート勝ちで3回戦進出を決めたのが早田ひな(日本生命)と張本美和(木下グループ)で、ベスト8進出をかけて直接対決する両者のマッチアップには注目が集まる。

■全日本では早田が連続ストレート

今大会2年ぶりとなった伊藤美誠(スターツ)とのダブルス再結成でも注目を集める早田は、シングルス1回戦でチャン・モー(カナダ)に2ゲームを奪われ大苦戦したものの、大逆転で勝ち上がり。2回戦ではブルーナ・タカハシ(ブラジル)相手に安定した戦いを取り戻し、ストレートで3回戦へ勝ち進んだ。
一方の張本美は現在日本女子最高の世界ランキング6位。エース格として挑んでいる大会で1回戦ではヤシャスウィニー・ゴルパデ(インド)、2回戦ではジェシカ・レイエス・ライ(アメリカ)相手にストレートで快勝。格の違いを見せつけて3回戦へと駒を進めた。
早田と張本美という日本女子屈指の実力者が3回戦で対することになったが、この両者は2024年、25年の全日本選手権決勝で2年連続顔を合わせており、早田がともにストレート勝ち。WTTシリーズでも早田が4勝1敗と勝ち越しているが、張本美は直近の「WTTコンテンダーチュニス」の決勝で早田を4-1で下し優勝を飾っている。
パリ五輪ではシングルスで銅メダルに輝くなどエースに君臨してきた早田に、大舞台での経験を重ね日本女子でもトップクラスの実力を身につけた張本美によるマッチアップは今大会でも屈指の好カードとなる。
なお、準々決勝まで勝ち上がると世界ランキング1位の孫穎莎(中国)と対戦の可能性もあるだけに、この同士討ちの勝敗は重要な意味を持つ。25歳を迎えた早田と17歳の次世代エース張本美、日本女子による注目の戦いを制するのはどちらか。

元記事で読む
の記事をもっとみる