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「お願い、やめて…」近所の子の迷惑行為をママに注意。しかし謝るどころか、迷惑はさらに過激化して?

  • 2025.7.10

夫・トト、長男・かいくん、長女・まあちゃんと家族4人で暮らすかかじりさん。お隣には、かいくんと同い年の男の子・こうたくんが住んでいます。かいくんとこうたくんは、すぐに仲良くなり、よく遊ぶように。
ところが、こうたくんママは見守りに出てこず、子どもの見守りはいつもかかじりさんひとり。さらに、こうたくんはかいくんに意地悪をするようになり、他にも問題行動を繰り返すようになります。かかじりさん宅の玄関を乱暴に叩いて開けようとしたり、かかじりさんに失礼な言い方でお茶を要求したり。それでも、こうたくんママは注意もせず、家からも出てきません。
そんなある日、かいくんが外で遊ぼうと誘っても「家で遊ぶ」と言ってかかじりさん宅にひとり居座るこうたくん。ようやく外に出てきたかと思ったら、家の中はおもちゃが散らかったひどい状態。
モヤモヤするかかじりさんがこうたくん宅を見ると、窓が開いて網戸になっていることに気付きます。「声を聞くだけでは見守りにならない」そう思ってもこうたくんママには言えず、かかじりさんはこの日もひとりで子どもたちの見守り……。

非常識な行動を繰り返すこうたくん親子にストレスが溜まったかかじりさんは、パパに愚痴を吐き出しますが、注意しに行く勇気が出ないため、問題の解決には至りません。

解決しない問題に悩むことに疲れたかかじりさんは、トイレの大掃除をしてストレス発散します。少し気分がスッキリしたかかじりさんは、この日もこうたくんママ不在の中、ひとりで子どもたちを見守ります。

しかし、帰るころになってこうたくんの姿がないことに気が付きます。すると、なぜかこうたくんがかかじりさん宅から出てきたのです。「何してたの?」と聞くかかじりさんに「なんもしてない!」と答えるこうたくんですが、掃除して新調したトイレマットが汚されていました。

我慢の限界がきたかかじりさんは、家の前で遊ぶときも施錠することと、次もこうたくんママが出てこなければ注意することを心に決め……。

久しぶりに出てきたママと一緒に見守るも…

久しぶりに家から出てきたこうたくんママへ、「自分の子どもを見て」とやんわり伝えたかかじりさん。しかし、こうたくんママは「こうたは大丈夫なんですよ~! しっかりしてて~」と言います。

そんな会話をしていると、こうたくんが昨日飼い始めたという犬を連れてきました。興奮気味に話すこうたくんが、「おうち見せてあげよっか!」と言って走って行った先は、なんとかかじりさん宅……。

「家に犬はやめて!」
かかじりさんが注意するも、鍵をかけ忘れたかかじりさん宅へ、こうたくんは犬を連れて入って行きます。たまらず追いかけて自宅に入ったかかじりさんは、こうたくんを注意して犬と一緒に追い出します。

怒りを抑え、言葉を選びながら「犬を家の中に入れるのはやめてください」と伝えるかかじりさんですが、こうたくんママは「わかりました~」と何事もなかったかのように帰っていくのでした。

こうたくんが勝手に他人の家に入ることを止めず、叱りもせず、かかじりさんに謝りもしないこうたくんママ。こうたくんがいけないことをしても、笑って見ているだけのこうたくんママは、子どもをあまり叱らないという教育方針なのかもしれません。しかし、自分の子どもが他人に迷惑をかけたり、非常識な行動を取ったりしていることは事実です。叱らないにしても、謝罪はすべきなのではないでしょうか。遠回しの表現では伝わらないこうたくんママへは、遠慮せずきちんと迷惑だと伝えたほうがよさそうですね。


著者:マンガ家・イラストレーター かかじり

ベビーカレンダー編集部

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