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【MLB】「ドジャースに必要なのは左の強打者」公式がトレード期限前に補強ポイントを解説 マンシー離脱、コンフォート不振で“待ったなし”

  • 2025.7.9
ドジャースのマックス・マンシー(C)ロイター
SPREAD : ドジャースのマックス・マンシー(C)ロイター

7月31日(日本時間8月1日)に迫ったトレード期限を巡り、MLB公式サイトは8日(同9日)、全30球団それぞれの補強ポイントを紹介した。大谷翔平投手が所属するドジャースに関しては、マックス・マンシー内野手の離脱を受け、左の強打者が必要と訴えた。

■「投手陣の安定化よりも大切」

MLB公式サイトは冒頭、「優勝を狙うチームが最後のピースを探すのか、プレーオフ争いの渦中にあるチームが競争に踏みとどまろうとしているのか、あるいは再建中のチームが将来のために戦力を蓄えようとしているのか……。いずれにせよ、どの球団にもトレード期限前に解決すべき課題がある」と記し、全30チームの補強ポイントを挙げた。
ナ・リーグ西地区首位を走るドジャースについては、「左膝の骨挫傷で先日負傷者リスト(IL)入りしたマンシーが、シーズン終了になるような大ケガでなかったのは幸い」としつつ、強打の三塁手が長期間不在となることに懸念を表明。その上で「マイケル・コンフォート外野手が本来の調子を取り戻していないため、パワーのある左打者を打線に加えることは非常に重要。ドジャースは投手陣の安定化も必要だが、現時点ではマンシーの不在を埋めることの方がより大切だ」と指摘した。
打率1割台に沈むコンフォートの不振は以前から問題となっていたが、マンシーの離脱を受けて、左の強打者獲得は喫緊の課題となりつつある。

■マーリンズの2人が候補

同サイトの記事を受けて、米メディア『Athlon Sports』は具体的な補強候補に言及。「(コンフォートの代わりとなる強打の左打者で外野手というのは)市場で人材が豊富というわけではない」と断りつつ、「オリオールズのセドリック・マリンズは、注目しておきたい名前だ。これまでのキャリアではシーズン30本塁打を放ったこともあり、加えて優れた守備力も見せてきた。また、カイル・ストワーズとヘスス・サンチェス(ともにマーリンズ)という2人の左打者もトレード期限において覚えておくべき存在だ」とした。
左の強打者は多くの球団が狙っているとされ、ドジャースでも争奪戦に勝てる保証はない。トレード期限まで残り3週間ほどとなり、目が離せない状況となっている。

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