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毒母に質問「どうして私を産んだの?」毒親育ちの娘がわが子に対しての思うこと…そして、これから<産んだら幸せになりました>

  • 2025.7.8

「子どもがいるのが当たり前の幸せ」と信じるマムさんは、既婚者の友人・ホシミさんとキクさんにも価値観を押し付け、傷つけていました。ホシミさんは、母親が育児に苦しみ自分を愛していなかったと知ったこと、キクさんは流産したことで「子どもを持たない人生」を選択。

それを責めたことで一時は仲違いしたものの、あるときマムさんのSNSで投稿が炎上したことを機に、友人たちの変わらぬやさしさに触れ、自らの無神経さを謝罪し和解します。その後第二子も誕生し、改めて幸せを噛みしめていました。

ところが、義実家の集まりに顔を出した際に、かつての自分のように「いつまで生まないつもりなの?」と義妹を問い詰め、価値観を押し付けている義姉に遭遇!

マムさんは義妹をかばい、「誰が子なし夫婦だろうが関係ない」「他人に生き方を強要しちゃダメ」と義姉を諭します。後日、義妹との会話で……。

大切なのは子どもの幸せを願う姿勢

後日、義妹から改めて感謝の気持ちを告げられたマムさんは、改めて義妹をフォローしつつ、自分も義姉と同じような失敗をした過去を告白。その経験を経て、今の自分があることを伝えます。

実は、母親との親子関係で長く苦しんできたマムさんは、「自分も毒親なのでは」と悩んだこともあるそう。ですが、「子どもたちを幸せにする!」と強く決意しているマムさんは、友人たちが太鼓判を押しているように、まさに“神親”。

「生まれてきてよかったって思ってもらえるように、精一杯やるよ!」

「産んだからには、いっぱい幸せにしてあげる!」

マムさんはこれまでの失敗や反省を糧にして、これからも前向きに、楽しく子育てすることを誓うのでした。

▼子どもの親とはいえ、ママ・パパだってひとりの人間。マムさんのように、ときには間違ってしまうこともあるでしょう。また、マムさんのように両親が毒親で、愛情を向けてもらえなかった人もいるかと思います。しかし自分自身が完璧でなくても、子どもの幸せを願い、懸命に向き合おうとする姿勢は、親として立派です。

子どもたちは日常のなかで、その愛情や努力をきっと感じ取ってくれるはず。失敗を恐れることなく、自分のペースで育児に向き合い、いずれ子どもが成長したときに「生まれてきてよかった」と思ってくれるといいですね。


著者:マンガ家・イラストレーター 尾持トモ

ベビーカレンダー編集部

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