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「離婚なんて絶対に認めんぞ」自分には非がないと怒る夫。私の反論に絶句、青ざめる夫は?<夫を捨てます>

  • 2025.7.7

デザイン事務所に勤めているみゆきさんは、1歳の息子・れんとくんと、夫・シュンさんとの3人家族。育児や家事のことで夫から罵倒される日々に苦しんでいたみゆきさんは、育休明けの復職を目指して保活に励むも、認可保育園の選考に落選。
仕事を諦めたくないみゆきさんでしたが、認可外保育園への入園を夫に却下され、仕事や育児、家事のすべてを否定されます。結局、仕事を辞め、みゆきさんは夫に怯えながら暮らすように。
夫は、専業主婦となったみゆきさんから全財産を取り上げ、育児や家事のクオリティ次第で給料を出すという理不尽なシステムを導入。生活費をほとんど渡されず、みゆきさんは、ごはんすらまともに食べられない生活を強いられます。
そんなとき、みゆきさんがDVを受けていると知った親友・ももこさんが現れ、みゆきさん親子はももこさん宅に避難。翌朝、夫から何の連絡もないことに絶望し、洗脳から目が覚めたみゆきさんは「夫を捨てる」と決意します。
一方、栄転に舞い上がるシュンさんは、上司から「家庭を大切にしていない部下は必要ない」と断言され、内心大慌て。ようやく帰宅したみゆきさんに、思ってもない謝罪をしますが、妻の再教育と出世のことしか頭にないことを見透かされ、みゆきさんに離婚をつきつけられ……。

自分は絶対だと信じる夫

私が離婚宣言をすると、夫はものすごい形相で怒り始めました。

出世のためにと頭を下げ、謝罪したシュンさんでしたが、みゆきさんから離婚宣言をされて怒りが爆発。

『このクソ女が。人が下手に出りゃ調子に乗りやがって』
シュンさんは心の中でみゆきさんを罵り、「この家に十分な金を入れてきた。お前は何不自由なく暮らしてきたはずだ」と言い、離婚される理由などないと訴えます。

「俺は善良で優秀な夫だ」
そう主張するシュンさんに、みゆきさんは真っ向から反論します。

「私はあなたと結婚してからずっとDVに耐えてきたのよ!」
不貞を働いたわけでも、手をあげたわけでもないというシュンさんに、みゆきさんはDVを受けてきたと言い返すのでした。

シュンさんは、みゆきさんには何不自由のない生活をさせてきたと言いますが、本来、人と人との関わりは、キャッチボールのように相手の反応があって成り立つもの。シュンさんは「必要なことをしてきた」という主観的な考えを改め、みゆきさんの様子や考えに思いを巡らせて接するべきだったのではないでしょうか。

シュンさんには、これまでの一方的な価値観の押し付けを自覚し、相手の立場になって考える姿勢を身につけてもらいたいものです。


著者:マンガ家・イラストレーター くまお

ベビーカレンダー編集部

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