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助産師「無痛!?お金がもったいない!」産院に到着すると子宮口全開で普通分娩に。結果、私歓喜のワケは…!

  • 2025.7.6

36週まで切迫早産で入院していたので予定日より早く生まれるだろうと言われていました。しかし、陣痛がきたのは予定日の2時間前。病院は車で1時間30分の所にあり、病院に着くと陣痛は3分間隔、痛みで歩けず車椅子で移動しました。

無痛分娩を希望していたのに……まさかの展開!

無痛分娩を希望していたので病院に着いて「無痛分娩を希望しています。麻酔をお願いします。」と伝えました。すると内診をしてくれた助産師さんが「もう子宮口全開大だよ! 麻酔のお金がもったいないよ! 頑張れ!」とひと言!無痛分娩は諦めて普通分娩で出産することになりました。

そして、陣痛から4時間後に予定日ピッタリに生まれてきてくれました。すごく痛かったけど、お金の節約になりました!

◇ ◇ ◇

「無痛分娩を希望してたのに、病院に着いたら子宮口が全開で麻酔ができなかった…」ということは無痛分娩を希望する方にある“予想外”のひとつです。

無痛分娩に使われる麻酔(硬膜外麻酔)は、打ってから10~20分ほど時間がかかるとされており、すでに子宮口が全開の状態だと、麻酔の準備が間に合わない可能性があります。 そのため、安全面も考慮し、「ここまできたら普通分娩でいきましょう」と判断されることがあるのです。

さらに、無痛分娩の対応は病院によって方針が異なるため、「この段階ではもう対応できない」というケースも。夜間や休日は無痛対応をしていない施設も少なくありません。

今回のように、あっという間の進行で予定日ピッタリに赤ちゃんが生まれたのは、まさに赤ちゃんとママの絶妙なタイミング。赤ちゃんが生まれてくる瞬間はかけがえのない奇跡ですね。

著者:山田菜穂/20代女性・会社員/9ヶ月の男の子を育てる管理栄養士ママ。

イラスト:さくら

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年6月)


監修者:助産師 関根直子

筑波大学卒業後、助産師・看護師・保健師免許取得。総合病院、不妊専門病院にて妊娠〜分娩、産後、新生児看護まで産婦人科領域に広く携わる。チャイルドボディセラピスト(ベビーマッサージ)資格あり。現在は産科医院、母子専門訪問看護ステーションにて、入院中だけでなく産後ケアや育児支援に従事。ベビーカレンダーでは、妊娠中や子育て期に寄り添い、分かりやすくためになる記事作りを心がけている。自身も姉妹の母として子育てに奮闘中。

ベビーカレンダー編集部

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