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【避暑旅】ベストシーズンに行く北海道・帯広! 路線バスで巡る「絶品グルメと美人温泉」満喫レポ

  • 2025.7.6

記録的な前倒しの猛暑! もうこの暑さにぐったりって方も多いのでは? そこで今回オススメしたいのが、ズバリ「避暑旅」。暑さを回避しながら楽しめる話題のスポット「帯広」をピックアップ! 北海道東部の十勝地方に位置する帯広は、広大で豊かな自然に囲まれ、酪農や畑作が盛んな地域です。羽田空港から、とかち帯広空港までは約1時間35分と小旅行にピッタリ。私は車の免許は持っているものの、慣れない土地で運転することに不安があり…。今回は路線バスで観光できる絶品グルメ&温泉を実際にめぐってきました。7月の平均気温18℃(最高気温は平均24℃)と東京の平均より10℃も低いので、快適な旅行が叶うはず! ぜひ参考にしてみてください。

13:45 とかち帯広空港から空港連絡バスでJR帯広駅へ

今回利用した飛行機は、羽田空港11:45発のAIR DO。とかち帯広空港にはほぼ定刻通り13:30に到着しました。空港内で十勝バスが運行する空港連絡バスの乗車券を購入&乗車し、市内の帯広駅まで向かいます。羽田空港からのフライトに合わせて運行しているため、便到着後の15分後に出発するスケジュールです。「15分しかないの?」とバスに乗るまでは少し冷や冷やしていたのですが、空港出入口の目の前にバスが停車していて、荷物を受け取ったあとでも問題なく乗車でき、とてもスムーズでした! 帯広市内まで行くにはとっても便利です。

とかち帯広空港から、市内の帯広駅までは空港連絡バスが運行していて、予約なしで乗車可能(十勝バス本社行き/片道¥1,000、所要時間約40分)

帯広駅前バスターミナル「おびくる」に到着。発着するバスは都市間高速バス、路線バス、空港連絡バスと様々で、館内では十勝観光案内情報を聞いたり、レンタサイクルの貸し出しも可能

14:30 帯広駅内にあるパン屋「トラントランますや」

小腹を満たすべくまず向かったのは帯広駅の中にある「トラントランますや」。創業1950年、十勝で生まれ、十勝で長年愛され続ける心和むパン屋です。本店の「満寿屋本店」は駅から徒歩7分程度の場所にありますが、駅ナカでも買えちゃいます。ここでの一番人気は「輝くメロンパン」ということでこちらをいただきました。十勝産の小麦を100%使用し、ザクザクしたクッキー生地とふわっふわのパン生地の2つの食感がたまらない!

輝くメロンパン ¥180

トラントラン ますや
北海道帯広市西3条南12丁目9 帯広駅西口エスタ帯広西館 TEL 0155-26-3296【営業時間】9:00~18:00 定休日:エスタ西館に準ずる
https://www.masuyapan.com/

15:00 徒歩で、店舗限定パンケーキを求め「六花亭」の喫茶へ

滞在する駅前のホテルに荷物のみ預け、徒歩で「六花亭本店」の喫茶へ。六花亭は北海道を代表する菓子メーカーで、「マルセイバターサンド」やストロベリーチョコ」、「雪こんチーズ」などが大人気です。帯広駅から徒歩6分の場所にあり、アクセスも抜群。喫茶は16時半ラストオーダーなので、他のグルメよりも優先してこのタイミングで行くことにしました。
メニューはピザなどの軽食もありますが、帯広本店なら絶対にパンケーキの「帯広の森」を食べてほしい! 帯広本店喫茶でしか食べることができない特別メニューで、ふわふわ食感が特長のスフレタイプのパンケーキ。リコッタチーズを使っていて、しっかりとコクを感じるのに軽い食感なので、一人でも余裕で食べられます。注文後に焼き上げてくれるので、出来立てが食べられるのもポイント。
1Fではお菓子や雑貨などを販売しているので、お土産も購入できます。空港などにはないお菓子もあるので、お土産を買うならマストで外せないお店です。

帯広の森 ¥1,000、カフェオレ(アイス)¥450

六花亭 帯広本店(2F 六花亭喫茶室)
北海道帯広市西2条南9丁目6【営業時間】9:00~18:00【喫茶室営業時間】10:30~17:00(LO16:30)定休日:水曜 https://www.rokkatei.co.jp/

15:45 帯広駅から十勝バス新通通21条下車、徒歩2分 絶品の豚丼「いっぴん」

六花亭で休憩をしたあとは、再び帯広駅バスターミナルに向かいます。15:45発の十勝バス本社行き(13番乗り場)に乗車し、目指すグルメは「豚丼」。

横断歩道を渡った左側にバスターミナルがあります。奥に見えるのがJR帯広駅。

新通通21条で下車すると道路の反対側にお店を発見! 帯広は昔から養豚業が盛んだったこともあり、豚丼発祥の地といわれているほど名物グルメのひとつ。帯広駅周辺には豚丼有名店が数多く並んでいますが、あえて少し駅から離れた「十勝豚丼 いっぴん」が地元民から絶大な人気なんです。私はどうしてもここの豚丼を食べたかったので、事前にバスの時刻表を確認し向かうことに。徒歩では難しいですが、タクシーやレンタルサイクルでも◎。
 
豚肉は道産豚を主原料として国産の厳選豚本ロース使用し、特性たれとの相性も抜群。そして備長炭のみで焼き上げるので、高温で肉の旨みも閉じ込め、一口頬張ると炭火の香ばしさがふわっと広がります♡ この厚めのお肉×特性たれ×炭火がやみつきになり食べるスピードを緩めることなくぺろりと完食。私はスタンダードな豚丼に豚汁もプラスしたのですが、具だくさんで煮玉子まで入ってお得感もありオススメです。

 
ちなみに帰りのバスは新通通21条のバス停から16:10発の十勝バス・音更桜ケ丘行きに乗り再び帯広駅へ。バスの時間が基本的に1時間1本程度なので、逃さないように5分前にはバス停にいると安心です。
 

豚丼(ごはん少なめ)¥1,050、豚汁 ¥350

十勝豚丼いっぴん 帯広本店
北海道帯広市西21条南3丁目5番地 TEL:0155-41-1789【営業時間】 11:00~21:00、定休日:木曜日 https://butadon-ippin.com/

17:00 帯広駅から十勝バス水光園前下車、徒歩5分「オベリベリ温泉 水光園」

お腹が満たされたところで、今度は十勝地方で有名なモール温泉に入れる「オベリベリ温泉 水光園」へ。帯広駅バスターミナルから17:00発の十勝バスの幕別温泉前行きに乗車し、水光園前下車5分です。
 
モール温泉とは、植物由来の有機物が溶け出した温泉のことで、フミン酸やフルボ酸といった成分が含まれ、肌を滑らかにする効果があるのだとか。通称「美人の湯」とも呼ばれているほど、肌がスベスベに。
今回はバスで行けるアクセスのよさも考慮して選びましたが、大正解◎。モール泉100%の源泉風呂に、ジェットつき寝風呂のある露天風呂、ゲルマニウム遠赤サウナ、漢方蒸し風呂、歩行風呂など様々なお風呂が楽しめました! 特に露天風呂は、穏やかな外の空気を吸いながら、からだの芯から温まり、旅の疲れも忘れるほどリラックス。翌日には肌がツルツルになった実感も。入浴料は¥500とコスパも最高で、レンタルタオルセットもあるので、手ぶらでも問題ないです。
 

オベリベリ温泉 水光園
帯広市東10条南5丁目6番地 TEL:0155-23-4700【営業時間】11:00~23:00 定休日:1月1日

帰りのバスの時刻表は事前に確認を。「水光園前」から十勝バス本社行きに乗車し、再び帯広駅へ

19:00 帯広駅から徒歩5分「帯広しゃぶしゃぶ 一心」で夜ご飯

18:30頃帯広駅バスターミナルに到着。流石に怒涛のスケジュールなので、一旦ホテルに戻り30分程度休憩を。
温泉に入りお腹もいい感じに空いたので、夜ご飯のお店を探していたところ、駅周辺にオープンしたばかりのしゃぶしゃぶを食べられるお店「帯広しゃぶしゃぶ 一心」を発見! じつは私、大のしゃぶしゃぶ好きで、どうしてもここのしゃぶしゃぶが食べたくなってしまい、店員さんに一人前~OKとうかがったので初めて一人しゃぶしゃぶに挑戦。ということで、「十勝帯広巻きしゃぶセット」を注文しました。
出汁は一心黄金出汁+日高昆布出汁をセレクトし、つけダレは醬油、胡麻、和風の3種が用意されていました。生姜やネギ、柚子胡椒なども提供され、店内に美味しいつけダレの作り方がPOPで表示されているので、とっても分かりやすかったです。
そして、一人前でも野菜とお肉がたっぷり! 火が通り、しんなりした野菜に、旨みが詰まった十勝の豚バラ肉を巻いていただくと超絶品。野菜もバラ肉も美味し過ぎて、普段食べているしゃぶしゃぶとはレベルが違いました。

十勝帯広巻きしゃぶセット ¥2,860
十勝帯広しゃぶしゃぶ一心 北海道帯広市西2条南9丁目16-18 小枝ビル 1F【営業時間】月~日、祝日、祝前日: 16:00~翌0:00(L.O.23:30)

帯広は観光するならレンタカー必須と思われがちですが、徒歩&バスで行けるところもたくさん! ただし、バスは1時間に1本ということも多いので時刻表は事前に調べておくとスムーズに回れます。ご紹介した以外にも美味しいグルメやスポットがたくさんあるので、機会があればぜひ足を運んでみてください。
 
 
※メニューや価格は全て2025年6月時点のものです

text:KOTONE NAKAI[otona ROSY]

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