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「許してあげる…なんてね」離婚は免れたと安堵する夫。許せるはずない…裏切りには裏切りを?<妊娠中に浮気された>

  • 2025.7.7

かほさんは、年下の夫・りょうさんとの子どもを妊娠中です。りょうさんは、毎晩仕事終わりに、資格の勉強のため学校に通っています。
かほさんは、りょうさんが家族のために努力していると信じていましたが、実はりょうさんは、同じ学校に通うめいさんに下心が。めいさんに断られてもしつこくアプローチを続け、かほさんの里帰りを利用して離婚をほのめかし、ついにデートに誘うことに成功します。
めいさんも、離婚するならと気持ちが揺れてしまい、2人は急接近。しかし、りょうさんの妻が妊娠中であることを知り、激怒しためいさんは自宅に乗り込み、かほさんにすべてを暴露します。りょうさんの学費も支えていたかほさんは、りょうさんに退学と離婚を宣言しました。
かほさんは、離婚や親への報告をやめてほしければ、この場でめいさんに電話し「愛しているのは妻だけ」と伝えるよう迫ります。追い詰められたりょうさんは、会社や両親からの面目を保つために、言われた通りに電話。しかし、めいさんはりょうさんの「妻が大事」という言葉が本心ではないことを見抜き、「りょうが大事なのは自分」と……。

浮気相手に核心を突かれて…?

夫はその場しのぎの言葉で、この状況を丸く収めようとしたようです。しかし、それは相手の女性にも、私にも通用しませんでした。

「今回は離婚しないであげる……なんて、言うと思った?」
かほさんは、めいさんに電話をしたら離婚は考え直すという条件を白紙に戻します。みるみる顔が青ざめ、言葉を失うりょうさん。

「どう? 信じた相手に裏切られる気分は」
かほさんは、今までりょうさんが騙してきたことと、同じことをしただけと言います。

そして、父親になる自覚もなく嘘つきな男を許せるわけがないと、離婚の意思は固いことを宣言。

「自分のしたこと、子どもを作った責任は果たしてもらうから」
かほさんのその言葉を最後に、2人は離婚したのでした。

信じていた夫にさんざん裏切られた妻が、たった1本の電話ですべてを許せるほど現実は甘くありません。かほさんがあえてりょうさんに希望を持たせる嘘をついたのは、りょうさんの甘さを見越していたからなんですね。

すべてを失い、りょうさんがようやく自分の間違いに気付けたとしても、信頼はもう元に戻せないところまで来てしまっていました。愛してくれた人を裏切った代償は、並大抵な大きさではないのだと、りょうさんの胸にしっかりと刻まれたことでしょう。


著者:マンガ家・イラストレーター のむすん

ベビーカレンダー編集部

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