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行方不明の母と再会「私を産まなきゃよかった?」「子を産まない」娘の言葉に、母は真相を打ち明けて<産んだら幸せになりました>

  • 2025.7.6

「子どもがいるのが当たり前の幸せ」と信じるマムさんは、既婚者の友人・ホシミさんとキクさんにも価値観を押し付け、傷つけていました。ホシミさんは、母親が育児に苦しみ自分を愛していなかったと知ったこと、キクさんは流産したことで「子どもを持たない人生」を選択。

それを責めたことで一時は仲違いしたものの、あるときマムさんのSNSで投稿が炎上したことを機に、友人たちの変わらぬやさしさに触れ、自らの無神経さを謝罪し和解します。その後第二子も誕生し、改めて幸せを噛みしめていました。

一方そのころ、祖母からの電話で、行方がわからなくなっていた母親が帰省していることを聞かされたホシミさん。最初は母親に会うことを躊躇していましたが、マムさんから背中を押されたことで母親に会いに行くことを決めます。

「捨てたい」「消えてほしい」

母が残した育児日記には、自分の存在が母を苦しめていた記録が残っており、ホシミさんは、母のことを考えるだけで思わず動悸がしていまうほど、苦しんでいました。

そんな母と、ついに再会します。

母が日記を書いた本当の目的は…

家を出て行った理由を「“妻”をやることに疲れちゃった」と話す母に、ホシミさんは日記を見つけたことを告白。育児に苦しみながらも、それを感じさせないほどに大切にしてくれた母へ感謝を伝えるとともに、日記を見つけたときのつらい胸の内を吐露します。

「私なんか、産まなきゃよかったんでしょ?」

「お前のせいで不幸になったって、伝えたかったんでしょ?」

「私、子を産まない選択をしたよ」

ホシミさんの母は、「違うの……」と否定。

子育てが大変だったことは認めつつも、日記は「夫に気持ちをわかってもらうため」のものであり、決してホシミさんを恨んでいるわけではないことを伝えるのでした。

▼ホシミさんの母親が悩んだように、子どもを育てることは幸せなことばかりではありません。さらにホシミさんの母親の場合、ワンオペ育児のつらさを夫にわかってもらえなかったことが、その苦しみを一層強めてしまったのでしょう。

しかし、ひとりで抱え込むのは限界があるものです。育児に限らず、どんな悩みも誰かに話すこと・受け止めてもらうことで心は軽くなります。ひとりで頑張りすぎるのではなく、周囲の人のサポートを受けながら無理なく過ごしていけるといいですよね。


著者:マンガ家・イラストレーター 尾持トモ

ベビーカレンダー編集部

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