40代以上必見！【ひざが痛い】を予防するマッサージ

2025.7.5

教えてくれたのは……

森拓郎さん

運動指導者。パーソナルトレーニングジム「rinato」やサプリブランド「Welina」をプロデュース。足元から顔まで美しくするボディワーカーとして、モデルや女優など著名人からの信頼も厚い。著書は50冊超、累計発行部数100万部以上、SNSのフォロワー数は10万超え、会員1500人以上の国内最大級の月額オンオンライングループレッスンも大人気。オフィシャルサイト：https://moritaku6.com
Instagram：＠mori_taku6

「ひざが痛い」はなぜ起こる？

森拓郎さん

ひざに痛みを感じるようになるのは、ひざ関節がずれたまま脚を動かし続けていることが原因のひとつとして考えられます。
ひざ関節がずれるとひざのクッションになっている軟骨がすり減り、そのまわりの腱や靭帯に炎症が起きて痛みとしてあらわれます。Ｘ脚、Ｏ脚、ＸＯ脚の人は普段からひざがねじれた状態のまま生活や運動をしているので、軟骨がすり減りやすい傾向にあります。それを放っておくと、軟骨がどんどんすり減り、ひざが変形して痛みが強くなったり、「変形性膝関節症」と診断されるケースもあります。

「ひざが痛い」は手術しないと治らない？

森拓郎さん

40～50代でひざが痛くて整形外科にかかると「軟骨がすり減っている」「ひざの変形が進んでいる」と診断されることがほとんどです。痛み止めや外用薬を処方されて痛みが軽減すればいいのですが、症状がひどい場合には人工関節を入れる手術に及ぶ場合も。でもそれはかなり重篤なケース。40代以降で痛みを感じる前に、ストレッチや筋トレによってひざのねじれを改善し、正しい姿勢を保つことで、予防が期待できます。

「体のバランスの崩れ」を治すことがとっても大事！

森拓郎さん

多くの人が筋肉の使い方に偏りがあり、よく使っている筋肉と、あまり使っていない筋肉があります。その偏りによって、股関節やひざがねじれて、体のバランスが崩れたり、痛みの原因になることがあります。
例えば、体のバランスが崩れたままスクワットやダンスをするとひざに過剰な負担がかかり、かえって痛みを引き起こすケースもあります。体、特にひざの健康を考えるなら、運動を始める以前に、体のバランスを整えることが重要なのです。

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