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【保存版】レモンやオレンジの酸味と香りを食卓に! 大人のための「柑橘料理」レシピ7選

  • 2025.7.9

「柑橘」を使って爽やか&ヘルシー!『レモンと蒸し鶏のハーブビーフン』

数あるフルーツの中でも、柑橘は料理に取り入れやすい食材。プラスすることで料理が風味豊かになり、飽きのこないおいしさに仕上がります。レモン、オレンジ、ライム、グレープフルーツで作る、いつもとひと味違ったおいしさをぜひ!
 
『レモンと蒸し鶏のハーブビーフン』は、香草とレモンが香るさっぱりとした味わいで、暑い日の食事に最適です。

旨みがたっぷり含まれた鶏肉の蒸し汁は、捨てずに活用を。レモン汁、塩、ごま油と合わせれば、それだけで最高。

材料(2〜3人分)
レモン……1個
鶏むね肉……1枚(400g)
ビーフン……30g
紫玉ねぎ……1/4個
パクチー……2〜3株
しょうが(薄切り)……1かけ分
塩……4g(鶏むね肉の重量の1%)
酒……大さじ4
ごま油……小さじ1

(作り方)
鶏肉は全体にフォークを刺して穴を開け、半分に切る。塩をもみ込んでフライパンに入れ、しょうが、酒を加えてふたをする。弱めの中火で熱して7∼8分蒸し、上下を返して7∼8分蒸す。火を止めてそのまま粗熱を取り、蒸し汁は残しておく。鶏肉は身を細かく割き、皮を刻む。
鍋に湯を沸かし、ビーフンを入れて1分ほどゆでる。ざるに上げて水気をきり、再度鍋に戻し入れてふたをし、1分ほどおく。
レモンは横半分に切って果汁を絞り、皮も残しておく。紫玉ねぎは縦に薄切りにし、パクチーはざく切りにする。
ボウルに鶏肉、鶏肉の蒸し汁、レモンの絞り汁、ごま油を入れて和え、味を見て塩適量(分量外)で調える。紫玉ねぎ、パクチーを加えて和え、器に盛ってビーフン、レモンの皮を添え、好みで塩少々(分量外)をふる。
 
POINT_玉ねぎは水にさらさずに使い、辛みをアクセントとして生かして。好みでスペアミントの華やかな香りを加えても!

家にあるものでパパッと作れる絶品おつまみ『オレンジのサラダ ソーセージ添え』

『オレンジのサラダ ソーセージ添え』は少ない材料でパパッと作れる簡単レシピ。さっぱりとした甘酸っぱさにピリッとした辛味がクセになる、おつまみにもぴったりの一品です。

赤唐辛子のピリッとした辛さが、オレンジのジューシーな甘さをより一層引き立てる。ソーセージの塩味とも相性抜群。

材料(2〜3人分)
オレンジ……2個
ウインナソーセージ……8本
赤唐辛子……1本
 A
オリーブ油……大さじ1
塩……ひとつまみ
 
(作り方)
オレンジは皮と薄皮を除き、果肉をひと口大に切る。ボウルに入れて冷蔵室に入れ、食べる直前まで冷やす。
赤唐辛子は水に1分ほど浸してもどし、へたと種を除いて刻む。
フライパンを中火で熱し、ソーセージを入れる。転がしながら、色づくまで焼く。
④ ❶のボウルにAを加えて和え、と一緒に器に盛る。
 
 POINT_オレンジの果肉は冷蔵室でキンキンに冷やすと◎。さらに食べる直前に調味料と和え、水っぽくならないように。

これは絶品!ごくごく飲める『レモン酸辣湯』

『レモン酸辣湯』は、酢の代わりにレモンの絞り汁を使って、爽やかな酸味に。クセになる美味しさです。

酢の代わりにレモンの絞り汁を使った、絶品酸辣湯。酸味と塩味のバランスが程よく、ごくごく飲み干せる。

材料 ※2〜3人分
レモン……1/2個
鶏ひき肉……50g
豚肩ロース薄切り肉……50g
セロリ(茎)……10㎝
絹ごし豆腐……100g
米油……小さじ2
こしょう……適量
A
しょうが(すりおろす)……1かけ分
塩、砂糖、しょうゆ……各小さじ1
B
水……大さじ1
片栗粉……小さじ2
 
(作り方)
鍋にひき肉、水500mL(分量外)を入れて中火で熱し、肉の色が変わったら10分ほど煮る。粗熱を取り、ざるにペーパータオルを敷いてこし、鶏スープを用意する。鶏スープは計量し、水適量(分量外)を足して500mLにする。
レモンは果汁を絞る。豚肉は1㎝幅に切り、セロリは縦に薄切りにする。
別の鍋に米油を中火で熱し、豚肉を入れて炒める。肉の色が変わったら鶏スープを加え、煮立ったらセロリを加えて30秒ほど煮る。
 に豆腐を食べやすい大きさにちぎりながら加え、Aを加えて混ぜる。Bを混ぜてから加え、混ぜながらとろみをつける。レモンの絞り汁、こしょうを加えて混ぜ、器に盛ってレモン適量(分量外)を1㎝幅の半月切りにして添える。
 
POINT_市販の鶏がらスープの素ではなく、ひき肉の旨みを活用!  だしをとったひき肉は甘辛味のそぼろにし、ムダなく調理を。

作れたらモテる♡ 爽やか果汁の甘酢をとろんとかける『オレンジ酢豚』

『オレンジ酢豚』は、ギューっと絞ったオレンジを調味料と煮詰めるのがコツ。一層爽やかで深みのある美味しさを堪能して。

オレンジの爽やかな甘さが後を引く、作れたらモテる逸品。甘酢あんはからめずにかけ、豚肉のカリカリ感も楽しんで。

材料 ※2〜3人分
オレンジ……1〜2個
豚肩ロース肉(とんカツ用)……300g
にんにく(すりおろす)……1/2かけ分
酒……大さじ2
塩……小さじ1/2
薄力粉……大さじ2
片栗粉……大さじ2
揚げ油……適量
A
酢、薄口しょうゆ……各大さじ1
砂糖……小さじ1
片栗粉……小さじ1
 
(作り方)
オレンジは横半分に切って果汁を絞り、100mL用意する。
豚肉はひと口大に切る。酒、塩、にんにくをもみ込み、薄力粉、片栗粉の順でまぶす。
揚げ油を180度に熱し、を入れて軽く色づくまで2~3分揚げる。取り出してペーパータオルにのせ、油をきる。
小鍋にAを入れて中火で熱し、 混ぜながらとろみがつくまで煮詰める。
器にを盛り、をかける。好みでオレンジ適量(分量外)を7㎜幅の半月切りにし、添える。

 
POINT_オレンジの絞り汁は調味料と一緒に煮詰め、酸味を飛ばして。甘みが際立ち、深みやコクのある甘酢あんが作れる。

簡単なのにお店の味! エスニックな風が吹く『ライムと春雨のタイ風サラダ』

『ライムと春雨のタイ風サラダ』は、ライムの爽やかな酸味でワンランク上のエスニックサラダに。食べ応えも抜群でメインにもなる一品。

ライムの風味で味がグッと引き締まる。サラダは温かいうちに食べることで、春雨の弾力や素材の香りをより実感できて美味。
 

材料 ※2〜3人分
ライム……1/2個
むきえび……100g
きゅうり……1本
にんじん……3〜4㎝
紫玉ねぎ……1/4個
春雨(乾燥)……40g
A
にんにく(みじん切り)……1/2個分
ナンプラー…… 大さじ2
砂糖……大さじ1と1/2
米油……小さじ2
 
(作り方)
① ライムは果汁を絞ってボウルに入れ、Aを加えて混ぜ合わせる。
② きゅうりは皮を縞目にむき、せん切りにする。にんじんはせん切りにし、紫玉ねぎは縦に薄切りにする。
③ 鍋に湯を沸かし、えびを入れて色が変わるまでゆでて火を通す。ざるに上げ、水気をきる。
④ ❸の鍋をキレイにし、再度湯を沸かす。春雨を入れて袋の表示どおりにゆで、ざるに上げて水気をきる。長さ5㎝に切って❶のボウルに加え、混ぜ合わせる。
⑤ ❹のボウルに❷、❸を加えて混ぜ合わせ、器に盛る。ライム適量(分量外)をくし形に切り、添える。
 
POINT_春雨はゆでたあと、熱いうちに調味料と混ぜ合わせることが大事! 味が中までしっかりしみ込み、ボヤけない。

デザートにもおつまみにもなる『オレンジとチーズの春巻き』

『オレンジとチーズの春巻き』は、あまじょっぱい味わいがクセになる一品。デザートやおつまみにもなる小洒落た春巻きがあれば、食卓も、お酒の場も、ワイワイ盛り上がりそう。

おつまみにも重宝! 甘酸っぱいオレンジとまろやかで口溶けのいいチーズの春巻きは、ハチミツと一緒にどうぞ♡

材料 ※4本分
オレンジ……1個
春巻きの皮……4枚
カッテージチーズ……100g
揚げ油……適量
ハチミツ……適量
 
(作り方)
オレンジは皮と薄皮を除き、果肉を取り出す。
春巻きの皮1枚は角を手前にして置く。真ん中より少し手前にカッテージチーズ1/4量を横長に広げてのせ、オレンジの果肉1/4量をのせる。皮を手前からひと巻きして左右を折りたたみ、再度手前から最後まで巻き、巻き終わりに水少々(分量外)を塗って留める。残りも同様に作る。
揚げ油を160度に熱してを入れ、薄く色づくまで上下を返しながら2分ほど揚げる。取り出してペーパータオルにのせ、油をきる。器に盛り、ハチミツをかける。

春巻きは、ほんのり色づく程度に低温で揚げるのがオススメ。オレンジ、カッテージチーズと皮の一体感が増す。

新しいポテト体験!爽やかでおいしい『グレープフルーツソースのフライドポテト』

ほろ苦い柑橘ソースをたっぷりとかける『グレープフルーツソースのフライドポテト』。新感覚のポテトのおいしさを、ぜひ体験してみてください。

グレープフルーツのほろ苦さとさっぱりした酸味で、ホクホクのフライドポテトが驚くほど軽やかな味わいへ。

材料 ※2〜3人分
グレープフルーツ(ルビー)……1個
じゃがいも……3個
揚げ油……適量
塩……少々
イタリアンパセリ(みじん切り)……1本分
 A
酢、米油……各大さじ2
塩……適量
 
(作り方)

鍋にじゃがいもを入れて水(分量外)をかぶるくらいまで注ぎ、中火で熱する。煮立ったらふたを少しずらしてのせ、弱めの中火にして20∼25分ゆでる。ざるに上げて水気をきり、粗熱を 取ってひと口大に切る。
グレープフルーツは皮と薄皮を除き、果肉をざく切りにする。ボウルに入れ、Aを加えて混ぜる。
揚げ油を180度に熱し、を入れて軽く色づくまで2∼3分揚げる。取り出してペーパータオルにのせて油をきり、器に盛る。塩をまぶしてをかけ、イタリアンパセリを散らす。
 
POINT_フルーツソースは粒々の果肉をたっぷり入れ、口当たりよく仕上げて。じゃがいもはゆでているので、サッと揚げればOK 。

cooking:RYOKO KUWABARA / photograph:KEIICHI SUTO / styling & text:HIROKO NAKADA
 
otona MUSE 2025年6月号より

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