宅配食を利用した客「5,000円が台無し…」謝罪なしの企業…対応に「返送料は自腹で」「納得できない！」

近ごろ、宅配食サービスの需要が急激に高まっています。忙しい現代人にとって、栄養バランスの取れた食事を手軽に摂取できる宅配食は非常に便利なサービスですよね。

ですが、サービスが拡大する一方で、設備の不備や顧客対応に関するトラブルも発生しているようです。

今回ご紹介するのは、宅配食サービスを利用した50代の会社員・Aさんが体験した、レンタル冷凍庫の故障とその後の会社対応に関するトラブルです。

レンタル冷凍庫の故障と会社の無責任な対応

これは、私が単身者向けの宅配食を申し込んだときの話です。

申し込んだ際に、レンタル冷凍庫も一緒に申し込んで利用を開始しました。

使い始めたころから、中古品だったのか、使用当初から時折異音がしたり庫内温度が上昇したりしていたのですが、あるとき完全に停止してしまったようで、気づいた時には中が外気温と同じくらいになっていました。約5,000円の損失です。

故障の連絡をしたところ、返ってきたのは冷凍庫の交換の話だけでした。

宅配食分の弁済までは求めていなかったものの、謝罪の言葉すらなかったことに強い不信感を抱き、解約の意思を示したところ、なんと「解約は顧客都合なので、冷凍庫の返送料は自腹になります」との返答が！

「交換して契約を継続するのであれば往復送料は当社で負担しますが」という態度は脅しと同じではないかと思いました。

商品の損失だけじゃなく配送料もこちらが出したら大損です。あまりの殿様商売っぷりに呆れつつ、これ以上の損失を防ぎたかったので、仕方なく継続することになりました。でもやっぱり納得はしていません。

弁済も謝罪もなく、故障を「顧客都合」と処理する姿勢からは、企業としての責任感が感じられず、とても無責任な会社だと思いました。

最近とても人気の宅配食ですが、こういうこともあると知ってもらいたい、同じような嫌な思いをした人が他にもいるのでは、と思い投稿しました。

提供した機器の故障によって顧客に損害を与えたにもかかわらず、謝罪の言葉もなく、損害補償についても一切触れない企業の姿勢には、納得がいかないのも当然でしょう。

人気が高まる宅配食サービスだからこそ、企業には適切な設備管理と誠実な顧客対応が求められます。消費者の側も、このような問題が発生した場合は、消費者センターなどの相談窓口を活用し、適切な対応を求めることが重要です。

企業の真価が問われるのは、トラブルが発生した時の対応にこそ現れるものだということを、改めて実感させられる出来事でした。

※本記事では読者の皆さんに投稿していただいた体験談を紹介しています。

アンケート実施日：2025年7月6日
投稿方法：TRILL 募集フォームより
投稿者：50代・会社員