1. トップ
  2. ダメな見本になってない?子どもに謝る時の3つのポイント/子育てがぐっとラクになる「言葉がけ」のコツ

ダメな見本になってない?子どもに謝る時の3つのポイント/子育てがぐっとラクになる「言葉がけ」のコツ

  • 2025.6.30

子どもに自分の気持ちが伝わらずにイライラモヤモヤ...。3歳児と2歳児を子育て中のマコさんとユウさんはそんな悩みを抱えていましたが、適切な言葉をかけることで、状況がいい方向に変化したそうで...。「モンテッソーリ教育」「レッジョ・エミリア教育」のスペシャリストである島村華子先生が教える、子どもたちにいい変化をもたらす「言葉がけ」を綴った『モンテッソーリ教育の研究者に学ぶ 子育てがぐっとラクになる「言葉がけ」のコツ』(KADOKAWA)をお届けします。

※本記事は島村華子監修、てらいまき著の書籍『モンテッソーリ教育の研究者に学ぶ 子育てがぐっとラクになる「言葉がけ」のコツ』(KADOKAWA)から一部抜粋・編集しました。

登場人物

14375165.webp

マコとユウ:子育て中の新米夫婦。「自分たちはこれでいいのか」、不安になりながら子育て中。

14374936.webp

アララ:きょうりゅうが大好きな3歳半。あまり言うことを聞いてくれない。

14374938.webp

華子先生:島村華子先生。子どもに対する絶対的な尊敬・尊重を基盤にする「モンテッソーリ教育」「レッジョ・エミリア教育」についてくわしい児童発達学の研究者。上智大学卒業後、カナダのモンテッソーリ幼稚園での教員生活を経て、オックスフォード大学で博士号を取得(児童発達学)。現在はカナダの大学にて幼児教育の教員育成に携わる。

謝られたとき、謝るとき。的確な言葉を探す。

14375586.webp
14375587.webp
14375588.webp
14375589.webp
14375590.webp
14375591.webp
14375592.webp
14375593.webp
14375594.webp
14375583.webp
14375584.webp
14375585.webp

華子先生のアドバイス:誠意のある謝罪の仕方・受け取り方

謝罪は、謝れば終わりではありません。謝罪をする人が、自分の行動に責任を持ち、同じことを繰り返さないことが大事です。言い訳を付け加えたり、相手に責任があるような言い方をしたり、自分の気持ちを晴らすためだけに謝ったり、謝罪の見返りに許しを期待したりするのは、誠意のある謝罪ではありません。大人相手でも、子ども相手でも、素直に謝りましょう。自分の非を認めて、謝れる大人がいることは、子どものよいお手本になります。また、謝罪をされた側は、「大丈夫」と言ってしまいがちですが、謝罪対象の行為に対してOKサインを出すことになるので、避けましょう。そして、相手の行為を自動的に許す必要はありません。謝罪を受け入れるかどうか、時間をかけて、納得がいくまで考えるのがよいでしょう。


元記事で読む
の記事をもっとみる