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“多数派でなければ悪”毒母に洗脳されていたママ「そんなの毒親だと思う」夫の言葉に妻は?<産んだら幸せになりました>

  • 2025.6.30

3歳の娘・ぽぽちゃんの母であるマムさんは、子どもを持つ素晴らしさを多くの人に知ってもらいたいと考え、SNSで「産んだら幸せになれる」という内容を投稿。しかし、予想に反して多数の批判コメントが寄せられ、プチ炎上してしまいます。

既婚者である大学時代の友人・ホシミさんとキクさんを呼びだし、「子どもを産むべき」と自分の価値観を押し付けるマムさん。ところが2人は母親とのいざこざや、流産を経験したことで「子どもを持たない人生」を選択しており、マムさんの無神経な言動に傷付いていました。

そのことを知ったマムさんは、深く反省。2人に謝ろうとしますが、そんな矢先でマムさんのSNSが再炎上! 「産んだら幸せになれる」という過去の投稿が拡散され、多くの批判を招いてしまったのです。

そんなマムさんを心配し、駆け付けたキクさんとホシミさん。変わらずやさしく接してくれる2人にマムさんは誠心誠意謝り、無事和解することができました。

ところが、2人が帰宅したあとでマムさんを襲ったのは激しい自己嫌悪。

「普通」や「平均」を重んじる母の影響で、「みんなと違う=不幸」であると決めつけていた自分を「すごくダメな人間だ」と責め、涙が止まらなくなってしまいます。

「みんなと同じ」でありたいママが、子どもを産んだ理由

そんなタイミングで、義実家に行ったはずの夫と娘が帰宅。マムさんはキクさんやホシミさんが来ていて、きちんと謝罪したことを夫に話します。

しかし、夫が気になったのはマムさんの本当の気持ち。

「仲間はずれになりたくないから、子どもを産んだわけじゃないよな?」と尋ねます。

そんな夫に、マムさんは「娘のこと愛してる!」と即答。仲間はずれになりたくないという気持ちがあったことも嘘ではないことを素直に認めたうえで、これからは子どもの幸せを考えていくことを夫と約束するのでした。

▼マムさんが「仲間はずれになりたくないから」という理由で子どもを産んだのはたしかに間違っていたかもしれません。しかし、ポポちゃんがママを大好きで、元気付けたいと思った気持ちは、マムさんがしっかりと愛情を注いできた何よりの証。

友人を傷付けたことで自分を責めてしまう気持ちもあるかもしれませんが、決してマムさんはダメな母親なんかではありません。自分の欠点ばかりに目を向けるのではなく、「子どもが愛してくれている」ことに誇りを持って、これからも子どもと向き合っていってもらいたいですね。


著者:マンガ家・イラストレーター 尾持トモ

ベビーカレンダー編集部

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