1. トップ
  2. スキンケア
  3. 女性ホルモンも影響する口の健康。オーラルケアへの関心を高めよう!

女性ホルモンも影響する口の健康。オーラルケアへの関心を高めよう!

  • 2025.6.27
出典:シティリビングWeb

森まどかさん

医療ジャーナリスト。日本医学ジャーナリスト協会正会員。健康経営エキスパートアドバイザー。医療専門放送局キャスターを経て独立。くらしにおける医療課題等を取材しメディア出演や執筆で発信

出典:シティリビングWeb
女性ホルモンも影響する口の健康オーラルケアへの関心を高めよう!

スキンケアやヘアケアへの関心は高く、美容と健康のために普段から意識しているという人も多いでしょう。では、「オーラルケア」についてはどうでしょうか。

オーラルケアとは、虫歯や歯周病を予防するための口腔内のケアのこと。女性はホルモンの影響で口の中の環境が悪化しやすく、女性ホルモンの分泌量が大きく変化する妊娠、閉経によっても歯周病のリスクが高くなることがわかっています。毎日のセルフケアと歯科医院での定期的なプロケアを続けることが大切です。

セルフケアの基本は歯みがきで、虫歯や歯周病の原因となる歯の表面の汚れやプラーク(歯垢)を落とすことが重要です。口臭予防や、歯ぐきのマッサージ効果で血流を良くすることも期待できます。

歯ブラシの毛先を、歯と歯ぐきの境目、歯と歯の間に当てて、軽く小刻みに動かします。前歯の裏側や歯並びに凹凸がある部分、歯と歯の間などは毛先が当たりにくくプラークが残りやすいので注意が必要。フロスや歯間ブラシ、タフトブラシ(小さな歯ブラシ)を使用したり、殺菌成分を配合した洗口液をプラスしたりすることで、より清潔な状態になります。

セルフケアで取り除けない歯石や歯周ポケット(歯と歯ぐきの間の溝)にたまったプラークは、歯科でのプロケアが必要です。腫れや出血などの症状が出てから行くのではなく、定期的な通院で口の中全体のチェックとケアをしてもらいましょう。口の大きさや歯並びに合わせたブラシ選び、正しいブラッシング方法なども指導してもらえます。

出典:シティリビングWeb

日ごろのセルフケアとプロケアで口腔内の健康を保ちましょう ※写真はイメージ

元記事で読む
の記事をもっとみる