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子ナシの友人を傷つけた「私、最低だった。ごめんなさい」心から謝罪したママ。友人たちの答えは?<産んだら幸せになりました>

  • 2025.6.26

3歳の娘・ぽぽちゃんの母であるマムさんは、子どもを持つ素晴らしさを多くの人に知ってもらいたいと考え、SNSで「産んだら幸せになれる」という内容を投稿。しかし、予想に反して多数の批判コメントが寄せられ、プチ炎上してしまいます。

マムさんは、既婚者である大学時代の友人・ホシミさんとキクさんに愚痴をこぼしますが、ふたりが「子どもを持たない」選択をしたと聞き憤慨!

ホシミさんは、離婚して家を出て行った母親の日記を読み、長年自分の存在が母親を苦しめていたことを知り、産むことが怖くなったと告白。そんなホシミさんに、マムさんは「そんな理由で産まないなんて間違ってる!」と反論します。

キクさんは流産以来、妊娠自体が怖くなってしまい、ふたりとも「子どもは好きだけど持つつもりはない」と、マムさんにはっきり伝えます。

キクさんの話を聞いて、ようやく自分の間違いに気付いたマムさんですが、そんな矢先に再びマムさんのSNSが大炎上! 以前の投稿が拡散され、さらなる批判を招いてしまったのです。

心配したキクさんとホシミさんは、急いでマムさんの家へ。ひどいことを言っても変わらずやさしくしてくれる友人たちに、マムさんは誠心誠意謝ります。

相手を思いやる気持ちから生まれる新しい関係

今回の騒動を通して、改めてキクさんやホシミさんのやさしさに触れたマムさん。どうしても2人を失いたくないマムさんは、「子どものいない人生なんて不幸って決めつけてた。最低だった、ごめんなさい」と謝罪。

毒親育ちのマムさんは、この負の連鎖を自分で止めたいと考え、子どもを愛しかわいがっているのです。友人の2人にも自分と同じように子どもを持ってほしかったマムさんはその考えが間違いだったことに気付き「私……これからどうやって2人と接していけばいいのかな……」と尋ねます。

「子ども以外の話ももっとしたい」と言うホシミさんですが、マムさんの生活は娘のぽぽちゃんが中心。「子どものことしか考えられない」と言うマムさんに対し、「話を遮らずに聞いてくれたらうれしいな」とキクさんは伝えるのでした。

▼悪気がなかったとしても、「最後まで話を聞いてくれない」「なんでも自分の話にすり替えてしまう」「自分の意見ばかりを主張する」、そんな人とはなるべく会話をしたくないと思ってしまうものです。

コミュニケーションにおいて“聞く姿勢”を持つことは、信頼や安心を育む第一歩。友人たちとのつながりを深めるためにも、マムさんには耳を傾けることの大切さを忘れずにいてほしいですね。

※ 「妊娠恐怖症」とは:妊娠や出産を極度に恐れている状態を指し「トコフォビア」とも言われます。妊娠による自身や赤ちゃんの身体的な変化を恐れたり、分娩時の痛みやリスクに対して過度な恐怖を抱くこともあります。性交渉を避ける、妊娠したら中絶を考えるなどの行動として現れることもあります。一般的に、もともとの精神疾患やトラウマが原因となっている可能性が高く、専門家によるサポートが重要です。治療としては、精神療法やカウンセリングがあげられますが、今回のように夫など身近な人の理解が支えとなります。「妊娠恐怖症かも?」と思ったら、ひとりで抱え込まずに専門家や信頼できる身近な人に相談することが大切です。


著者:マンガ家・イラストレーター 尾持トモ

ベビーカレンダー編集部

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