「お前関係ねえだろ」“殴り合いケンカ”仲裁に入ったナイツ塙の胸ぐらを掴んだ【後輩コンビの１人】とは？

芸人同士の衝突も、舞台裏ではときに本気のぶつかり合いになることがあります。ナイツの塙宣之さんが、オリエンタルラジオとの収録現場でまさかの“被害”に遭っていたことを明かし、スタジオは騒然となりました。

このエピソードは2024年6月29日、藤森慎吾さんのYouTubeチャンネルに出演した際のこと。塙さんが語ったのは、過去に人気番組『帰れま10』で起きた、テレビでは一切放送されなかった衝撃の“喧嘩事件”でした。

ナイツ・塙さんが、後輩コンビのケンカを仲裁しようとするも胸ぐらをつかまれてしまった芸人とは？

さてここでクイズです！

ナイツ・塙宣之さんが、後輩コンビのケンカを仲裁しようとするも胸ぐらをつかまれてしまった芸人とは？

ヒント…

①高学歴で理論派、現在はYouTubeなどでも活躍する

②お笑いコンビ・オリエンタルラジオのメンバー

「お前がイジんじゃねえ」

答えは、中田敦彦さんです！

舞台はかつての人気バラエティ『帰れま10』。その日はファミリーレストランのメニューを当てる収録で、スタートから順調に進行。中田敦彦さんの番が回ってきた際、「理論上これしかありません！」と自信満々に答えを出しましたが、見事に外れてしまいます。

その瞬間、共演者たちからは笑いと野次が飛び交い、藤森慎吾さんも「何やってるんだよ。何のためにいい学校出てんだよ」とイジリを入れました。

ところがこれが引き金に。中田さんは「お前がイジんじゃねえ」とブチギレ、コンビでまさかの殴り合いに発展。現場は騒然とし、収録は一時ストップ。状況を見かねた塙さんが止めに入ると、中田さんの怒りの矛先がまさかの方向へ向いてしまったようです。

「お前関係ねえだろ」

「僕が一回それを“ちょっとあっちゃん、やめなよ”って言ったら、“お前関係ねえだろ”って」

さらに藤森さんが「すっごい上下に塙さんが振られて、もう首がガクンガクンなって」と証言すると、塙さんは「僕が浮いたんですよね」と苦笑交じりに振り返りました。

そのあと、演出スタッフから「もうやめますか。タカトシさんやナイツさんもいらっしゃるなかでやめますか」と厳重注意を受け、収録は仕切り直しに。放送では一切なかったかのように編集された“幻の事件”だったのです。

しかし数年後、意外な形で“和解”が訪れます。2023年、藤森さんがナイツの代打でラジオ出演した際、中田さんに電話をかけて当時の話を振ったところ、「俺マジで忘れてるわ」と本人はポカン。

ところが放送終了後、中田さんから塙さんへ突然LINEが届き、「今これをちゃんと謝りたいので、あとでLINEさせてもらってもいいですか」とメッセージが。塙さんは「ここだ！と思って」、「いや、全然。ごめんね、あっちゃん。そんな俺も怒ってないよ」と返信。そのうえで「漫才協会とか興味ない？」と勧誘すると、中田さんは「じゃあ入りましょうか」とあっさり了承。こうしてオリエンタルラジオが正式に漫才協会に加入するという、まさかの展開に至ったのです。

エピソードを知るとより好きになるかも！

かつては胸ぐらをつかむほどの“本気の衝突”が、ときを経てまさかの漫才協会入会へとつながった今回のエピソード。

芸人同士のぶつかり合いには、笑いの裏にある本音や誤解も含まれますが、それを笑い話として昇華できるのが芸人の真骨頂なのかもしれません。

中田敦彦さんと塙宣之さん、そしてオリエンタルラジオの今後の“漫才協会での活躍”にも、注目が集まります！