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「この野郎!クビだ!!」師匠・立川談志が志らくに激怒→破門になりかけた“ライ坊事件”とは?真相にスタジオ爆笑

  • 2025.7.24
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(C)SANKEI

毒舌と鋭い洞察力で知られる落語家・立川志らくさんが、2025年6月25日深夜放送のABCテレビ『これ余談なんですけど…』に出演。番組内で語られた、師匠・立川談志さんとのエピソードが、まさかの“ぬいぐるみ騒動”だったと明かされ、スタジオは爆笑に包まれました。

破門寸前までいったという“ライ坊事件”。伝説の落語家・談志さんが激怒した理由とは、なんと大切にしていた“ライオンのぬいぐるみ”を巡るある誤解だったのです。

立川志らくさんが師匠・談志さんに怒鳴られ、破門になりかけた“ライ坊事件”の原因とは?

立川志らくさんが「この野郎!クビだ!!」と師匠・談志さんに怒鳴られ、破門になりかけた“ライ坊事件”。その騒動の原因とは?

ヒント…

①談志さんはぬいぐるみ好きで、それに関係すること

②談志さんの誤解によるもの

「俺が一番かわいがってんだ。」

答えは…志らくさんがライ坊をいじめたという“ネタ”を談志さんが信じたからです!

志らくさんは、談志さんに弟子入りした21歳当時の思い出としてこう語ります。

談志さんはぬいぐるみが好きで、「部屋中に飾ってあるのは、有名な話。寝る時に、一つひとつにアイマスクを付けてあげるんだよ」なかでも、とくに大事にしていたのが“ライ坊”と名付けられたライオンのぬいぐるみだったそうで、

最初の教えは「これはライ坊ってんだ。俺が1番可愛がってるんだ。いじめないでくれ!って」というほどの溺愛ぶりでした。

ところが後年、志らくさんが立川談春さんとのトークのなかで「ライ坊をいじめてる」とギャグで語ったエピソードが、談春さんの著書に掲載されることに。

その内容は、「志らく(さん)がライ坊をいじめ、腸(はらわた)を出した。それを隠すため、腹巻きをつけてる」というもので、あくまで冗談だったにもかかわらず、談志さんは本気で信じてしまったそうです。

「私に電話がかかってきて。もう真打ち。なのに、おいお前、ライ坊いじめたそうだな。この野郎、クビだ!!って」と志らくさんは再現し、スタジオからは大きな笑いが起きていました。

エピソードを知るとより好きになるかも!

芸の道は厳しく、そしてときに想像を超える“愛”に満ちています。志らくさんが語った“ライ坊事件”は、落語界の鬼才・立川談志さんの意外な一面と、弟子との深い絆が垣間見えるエピソードでした。

たったひとつのぬいぐるみをめぐる、破門寸前の大騒動。それすらも笑いに変えて語る立川志らくさんの話芸が、あらためて“落語家”という生き様の奥深さを伝えてくれますね!