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【ダイソー】1000円の「デジタル キッチンスケール」を正直レビュー!スタンダードプロダクツ好きにはちょっと残念な結果…?

  • 2025.6.25

「デジタルキッチンスケール(3kg、ホワイト)」をレビュー

自宅のデジタルキッチンスケールが古くなっていたので深く考えずに購入
自宅のデジタルキッチンスケールが古くなっていたので深く考えずに購入

ダイソーブランドの1つ、スタンダードプロダクツをご存じでしょうか?同じダイソーブランドのスリーピーほどではないものの、最近かなり積極的に全国、そして世界に展開している300円を中心価格帯としたシンプルで高品質なベーシックアイテムを中心としたブランドになっています。

最近ではダイソーネットストアでも、その商品の一部が購入可能になったので、ダイソーネットストアでスタンダードプロダクツのアイテムを目にしたことのある方もいるのではないでしょうか。

シンプルで奇をてらった部分がなく、100均アイテムではちょっと高級感がなさ過ぎると感じる方でも十分に受け入れられるデザインと品質の商品がラインアップされています。100均が大好きな筆者にとっては、十分すぎる品質で、そろう物はとりあえずスタンダードプロダクツでそろえてしまおうと思わせるほどです。

そのため、最近筆者は、自宅の気に入らないもの、さすがに古くなってきた物などは、ドンドン、スタンダードプロダクツのアイテムと入れ替えています。そんななかでみつけた「デジタルキッチンスケール(3kg、ホワイト)」(以下「SPキッチンスケール」)税込み1100円も我が家のデジタルキッチンスケールもかなり古くなっているので、新しくしよう、程度の認識でよく確認せずに購入したのです。

パッケージを開けての素直な感想は「うーん……」

同梱されているのは、本体のほかは取扱説明書のみ。テスト用の電池もなくCR2032リチウム電池も別売です。
同梱されているのは、本体のほかは取扱説明書のみ。テスト用の電池もなくCR2032リチウム電池も別売です。

そういうわけで、最近すっかりスタンダードプロダクツを信用しきっていた筆者は、珍しく100均アイテムとしては、かなり高価な税込み1,100円のアイテムをパッケージの中身も確認せずに購入したわけです。

そして、自宅でパッケージを開け「SPキッチンスケール」を取り出して、眺めた素直な感想は「うーん……」です。珍しくなんか安っぽいのです。ABS樹脂製の「SPキッチンスケール」は大きさが約11.7cm×17cm×2.7cm。この比較的コンパクトな本体のプラスチックが全体にチャチな質感なのです。この点がとても残念。

さらに操作系のボタンは、一般的なデジタルキッチンスケールと同じように電源ボタンとゼロ表示(風袋)ボタンの2つなのですが、このボタン表示が「ON」と「TARE」のみの非常にシンプルなデザインとなっています。この点などはさすがスタンダードプロダクツといった印象です。

税込み1100円のデジタルキッチンスケールにそこまで要求するかという意見もあるでしょうが、パーツ同士の接合部の甘さも気になるのです。
税込み1100円のデジタルキッチンスケールにそこまで要求するかという意見もあるでしょうが、パーツ同士の接合部の甘さも気になるのです。

ただし、全体の質感がチャチなので、ボタン表示のみをシンプルにしても、コストをぎりぎりまで削減した感のある小さな液晶表示パネルと相まって、どうしても貧相な印象が拭えません。

また、神経質に細かな点まで指摘するようですが、チープな質感のプラスチックパーツ同士の組み合わせもやや粗雑で、パーツとパーツの間に隙間感があるのも、筆者が「SPキッチンスケール」があまり好きになれない理由の1つです。スタンダードプロダクツのアイテムとしては、かなり残念。

使い勝手には大きな不満はなし!実用には十分

普通に使う分にはまったく不満のない「SPキッチンスケール」。筆者はどうしても全体から受けるチープな印象が残念です。
普通に使う分にはまったく不満のない「SPキッチンスケール」。筆者はどうしても全体から受けるチープな印象が残念です。

税込み1,100円のデジタルキッチンスケールの見た目がチープだと不満をもつほうがどうかしていると言われれば、筆者もその通りだと思います。ですが、それにショックを受けるくらい筆者はスタンダードプロダクツを信用していましたし、期待もしていたわけです。期待値が上がりすぎていたことも事実です。

そのため「SPキッチンスケール」を実際に使ってみると、はっきり言って不満は何もありません。別売のCR2032リチウム電池を1つ入れれば、問題なく動きますし、最大で3,000g、3kgまで計測できるので、普段の料理などで最大計量値が不足するといった事態も起きたことがありません。

少し気になるのは、精度保証範囲が3g~750gまでを測る場合±2g、750gを超えて3,000gまでを測る場合は±6gと理系出身の筆者はちょっと気になるところです。しかし、あくまで一般家庭用で調味料などを量るには十分な性能といえるでしょう。

「TARE(ゼロ表示・風袋)」ボタンを装備しているので、容器などを乗せたうえで、ゼロ表示を行って、追加計量も可能。さらにオートオフ機能を搭載しているので、使わないと1分後に自動で電源が切れる点も便利です。

では、実用に十分なのだから、皆さんにおすすめするかといえば、残念ながらさほどというのが素直な感想です。気になって100均だけでなく、ネットショップなどでも1,000円くらいで手に入るデジタルキッチンスケールを探してみたのですが、Amazonでも、それなりのものがあり、タニタといった有名ブランドのデジタルキッチンスケールも入手可能なので、100均やスタンダードプロダクツにこだわる必要を感じません。

筆者はすでにダイソー・スタンダードプロダクツで数万円単位の買い物をしていますが、今回は実用に問題があるわけではありませんが、初黒星といった気分なのも事実です。やはり大好きなスタンダードプロダクツでも、しっかりと購入するアイテムを吟味する必要があると感じました。過信は禁物ということでしょう。

(千秋)

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