1. トップ
  2. おでかけ
  3. 女優としても躍進中のアーティスト、インディア・サルボア・メネズが暮らすアートな部屋。

女優としても躍進中のアーティスト、インディア・サルボア・メネズが暮らすアートな部屋。

  • 2016.5.6
  • 894 views

【さらに写真を見る】女優としても躍進中のアーティスト、インディア・サルボア・メネズが暮らすアートな部屋。

キュートな赤毛がトレードマークのインディア・サルボア・メネズ(India Salvor Menuez)は、ニューヨーク近代美術館(MoMA)で自らがキュレーターを務めた展覧会が話題のアーティストであり、女優としても活躍するマルチウーマンだ。彼女の旧友でもあるフォトグラファーのデイヴィッド・ムシュガンが多彩な才能に恵まれたインディアの魅力をとらえた。

この連載を撮影しているフォトグラファーのデイヴィッド・ムシュガンが若きアーティスト、インディア・サルボア・メネズと出会ったのは、2000年代はじめのマンハッタン。「インディアはまだ14歳だったけれど、僕は彼女やその友達とすぐに仲良くなった。まだ若いのに、みんなとてもクールで賢くてクリエイティブだった」とデイヴィッドは話す。以来、インディアとデイヴィッドの交友関係が続いている。「若い女性として驚くほどの才能を発揮し、成功を収めていく姿を見るのは僕にとっても素晴らしい体験だった」という。

インディア・サルボア・メネズは生粋のニューヨーカーだ。アーティストの両親の間に生まれてダウンタウンで育ったというその生い立ちも、ボヘムな都会のライフスタイルそのもの。「心が広い両親のもとで育って、私って本当に恵まれてると思う。なんでも自由にしてよかったし、いつもクリエティビィティを発揮するようにって励まされていたの。その育ち方が、今の私をつくってきたのよ」とインディアは話す。

現在、インディア・サルボア・メネズは、チャイナタウンのいかにも昔ながらのニューヨークらしいアパートメントに、子ども時代からの友人でアーティストのパートナー、ジャック・シャノンと暮らしている。この場所にも大きなエネルギーが感じられて、それも彼女の人柄を反映している。部屋には驚くようなオブジェやアートがいっぱいだ。

インディア・サルボア・メネズは今や、アーティスト兼女優として熱心に活動し、多くの作品を生み出している。「私は18歳の頃から経済的には自立しているの。いつも楽だったわけじゃないけど、それが私にとって“リアルな人生”だし、辛いことも恵まれていることも、自分が学んで成長するためのいい機会だと捉えているわ」。今年はミュウミュウの広告キャンペーンガールに選ばれ、サンダンス映画祭でプレミア上映された『ホワイト・ガール』にも出演した。

さらにインディア自身が脚本・監督を務めた映画の公開も控えている。「今、特に私が熱心に取り組んで、それだけに人々にどう受け止められるか、すごく気になっているのが『テクノロジー』という作品。これは私が監督のマイコ・エンドウと共同で脚本を書いたの。ファンタジー映画で、その大部分はインドで撮ったわ。あとは、アディナ・ダンシガーとヴィクトリア・クローニンっていう、友達2人と脚本を書いて、監督も一緒に務めた映画も撮影を終え、最後の編集中。これも夢中になって作ったわ」

参照元:VOGUE JAPAN

の記事をもっとみる