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「おなかの赤ちゃんは順調?」姉の一言に静まり返るリビング。意を決して病気を打ち明けると…<子どもの命か私の命か>

  • 2025.6.26

28歳のルナさんは夫と2人暮らし。ある日、ルナさんは妊娠していることがわかり、夫とともに喜びを分かち合いました。まさに幸せの絶頂にいたルナさん。しかし、ある日の入浴中、胸のしこりに気づきます。
次の妊婦健診で医師に相談し、触診と乳房エコーを受けたところ異常が判明。精密検査のため大学病院を紹介されました。検査の結果は「悪性腫瘍=乳がん」。まだ若いルナさんには早期治療が望ましく、「妊娠を続けるか、それとも今すぐ乳がん治療を始めるか」という苦渋の選択を迫られることになったのです。

妊娠を継続したいルナさんと、乳がんの治療を優先してほしいと願う夫――ふたりの意見は食い違ってしまいます。そんなとき、実母が訪ねてきて……。

翌朝、母と一緒に向かったところは…?

実母が、関東に住む姉・リエさんを訪ねるというのでルナさんも行くことに。姉から赤ちゃんのことを尋ねられると、ルナさんと実母は思わず言葉に詰まってしまいます。ルナさんは意を決して、乳がんを患っていることを姉に打ち明けました。

実母の「ルナの体を最優先してほしい」という本音を聞き、ルナさんは大きなショックを受けるのでした。

ルナさんは、赤ちゃんを守りたいという母性と、家族のために治療を優先しようとする理性の狭間で揺れ動いています。ひとつの選択について他者と意見が食い違ったとき、「自分の考えはひとりよがりなのでは?」と不安になることもありますよね。


そんなときは家族だけでなく医師や同じような経験をした人の話など、客観的かつ多角的な意見を取り入れて、改めて考えてみるのもひとつの方法です。大切なのは、自分自身が納得したうえで選択していくことかもしれませんね。


著者:マンガ家・イラストレーター つきママ

ベビーカレンダー編集部

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