ガン手術直前、待合室で待機していると→同席していた1人の患者が教えてくれた《抗がん剤》の話

夫と息子の3人で暮らしている、ちょっ子（ちょっ子さん）さん。家族との日常や持病などをブログで発信しています。

これから手術を控えたちょっ子さん、手術前の不安な気持ちの中、同じ患者さんの優しさと励ましに触れて、心が少し軽くなったエピソードです。

他の患者さんと話す

「手術、がんばりましょうね」と声をかけたその女性は、先に抗がん剤治療を8ヶ月続け、やっと手術にたどり着いたとのこと。「私も先月がんが見つかったばかりなんです」と打ち明けると、「わかった時、ショックですよね」と共感してくれたその言葉に、心が少しほぐれます。

治療後の流れを聞くと、「私も不安だったけど、抗がん剤も思ったよりつらくなかった」と明るく話してくれた女性。看護師さんも優しく、先生も明るく接してくれて、ここに来るのが少しずつ安心に変わっていったと語ります。「もし抗がん剤になっても、心配することないですよ」と励まされるちょっ子さん。「私が不安そうな顔をしているから、励ましてくれてるんだ…」と胸が熱くなります。

呼び出しの声がかかり、「それじゃ、お先に」と立ち上がる女性。その後ろ姿を見送りながら、ちょっ子さんは「やさし〜い！！」と、思わぬところで人の温かさに触れ、緊張がふっとほどけていくのでした。

ブログ：ちょっ子（ちょっ子さん）