女子小学生2人に男性「電車に乗ったことある？」→その後の“恐しい体験”に「大人に相談できるような環境を」

自身やフォロワーの体験談を漫画にし、ブログやInstagramで発信している、稲（稲の毎日炊きたてブログ）さん。

小学2年生の夏休みに体験した、ゾッとする出来事を描いた実録漫画です。

知らない人との外出

小学2年生のオトさんが、友達のチーちゃんと学校でウサギを見に行った夏休みの午後。2人が夢中で動物を眺めていると、見知らぬ30代くらいの男性が声をかけてきました。ウサギ小屋の中に入れることが嬉しかった2人は、男性に誘われるまま中に入れてもらいます。しばらく遊んだあと、飲み物を買ってあげると言われ、自販機へ同行。さらに「電車に乗って隣町に行こう」と提案され、電車で数駅先の公園へ連れて行かれました。

日が暮れ始めた頃、「帰りたい」と伝えると、男性は「もうちょっと…いいでしょ？」「お姫様ごっこしない？」と不穏な提案。怯えながらも拒否の言葉を絞り出したオトさんですが、恐怖で固まるチーちゃんは、「オトちゃんがお姫様やるって！」と叫び、空気が凍りつきます。男性はしつこく迫り、事態はさらに悪化。ついにはオトさんの手を強く引いてきました。ようやく男性が「帰ろうか」と言ったときには、精神的に限界寸前。電車の中にも人はいたのに、声を出すことも逃げることもできなかったと語ります。

自宅の最寄り駅でようやく解放された2人。男性と別れた後は「親に怒られる」恐怖が勝り、急いで小学校へ戻りました。そして話を内緒にしようと誓い合った2人は、その日から少しずつ距離ができていきます。

数年後、信頼できる人との出会いを経て、ようやく親に事実を打ち明けられたというオトさん。読者に向けて「どうやったらこういう恐怖体験をした子供達が、気軽に信頼できる大人に相談できるような環境を作れるのか」、やさしくも強く語りかけています。

ブログ：稲（稲の毎日炊きたてブログ）
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