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「で、泣いて解決する?」厳しい現場に翻弄される看護学生。その後の患者とのやり取りに「ほっこりする」「看護師って、凄い世界」

  • 2025.9.29

エッセイ漫画を描く、星庭ひかる(@star_garden_03)さん。恋愛や仕事など、日常にまつわる印象的なシーンを題材にし、X(旧Twitter)で発信しています。

出産後の病室で交わされる、患者と看護学生の小さな心の交流が胸に残るエピソードです。

名前に込める想い

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X(旧Twitter):星庭ひかる(@star_garden_03

母に決められた『看護』という道に納得しきれないまま、厳しい現場に翻弄される藤村さん。ある日、出産を終えた中津明良という患者に出会います。

藤村さんは緊張しながらも中津さんの身体や心の状態を丁寧に確認し、赤ちゃんの名前について話題を広げます。中津さんは「男の子に間違えられる名前が嫌だった」と自身の経験を打ち明け、「娘には普通に呼んでもらえる名前をつけたい」と語ります。

藤村さんはその思いに共感し、「中津さんの笑顔にとても似合っている」と返しますが、これが中津さんの心に温かく響くのでした。

入院中、「名前ってその通りの生き方をするのかな?」と笑い合った二人。そして退院の日、「2日間何も出来なくて」と看護学生に頭を下げる藤村さんを遮るように中津さんが発したのは「一緒に写真を撮りましょう」という提案でした。

「いつか娘にもあなたのことを伝えたい」と語る中津の言葉に、藤村さんは感極まって涙を流します。進路や日々の生活、そして自分の名前——嫌なことばかりではなかったと気付き、患者と看護学生、それぞれの心にやさしい余韻が残る物語になっています。

投稿元には「ほっこりするお話」「看護師って、凄い世界って思います」など、星庭さんが描く世界に共感する声が寄せられていました。

X(旧Twitter):星庭ひかる(@star_garden_03