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やっぱりスゴかった!栄養満点フード「おから」で美腸になろう

  • 2016.5.5
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ヘルシーな大豆加工品といえば、豆乳が思い浮かぶ人が多いのでは。

たしかに豆乳はヘルシーですが、豆乳よりも豊富な栄養をもつ大豆加工品が“おから”。

今回は予防医療指導士の筆者が、大豆製品の中でも最も添加物が少なく、栄養価の高いおからについてご紹介します。

 

食物繊維はゴボウの

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おからは、豆乳の搾りかす。“カス”と言ってしまうと何だか栄養素が残っていないようですが、実はおからには“ゴボウの2倍”ともいわれる食物繊維が含まれているのです。

さらに、むくみ改善に効果的なカリウムに加え、カルシウム、マグネシウム、タンパク質などさまざまな栄養素が豊富に含まれています。

栄養価から見ると決して“カス”ではない食材なのです。

 

便秘解消、美肌…

体にうれしい働きがいっぱい!

おからに含まれる食物繊維のほとんどが、腸の活動を促してくれる不溶性食物繊維。

十分な水分とともにおからを食べれば、大腸がんのリスクがある慢性の便秘を解消する効果が期待できます。

ただし、痙攣性便秘の人は悪化するおそれがあるため注意してください。

また、不溶性食物繊維は胃腸で水分を吸収して膨らむので、食事の最初に食べれば食べ過ぎを防ぐ効果も。

そして腸についた汚れを絡め取るはたらきもあるので、腸年齢を若く保ち腸内環境を整えてくれるといわれています。

さらに、おからに含まれる豊富なタンパク質と亜鉛は、肌の新陳代謝を促進してくれるため、美肌効果まで期待できます。

 

実はアレンジ方法がたくさん

おからを使った料理といえば“卯の花”が定番ですが、ほかにも様々な活用法があります!

ハンバーグのパン粉やポテトサラダのジャガイモの代わりに使えば、美味しさ変わらずよりヘルシーに。

ドライタイプのおからを粉末のインタントスープに混ぜれば、お湯を注ぐだけで腹持ちのいいスープに早変わりします。

スイーツが好きな人は、クッキーやケーキの生地に混ぜるのもいいですよ。

 

おからはクセがあまりない食材なので、さまざまなアレンジが可能です。

体にいいことだらけのおから、この機会に活用してみてはいかがでしょうか。

【筆者略歴】

※ SAYURI ・・・ 長年の医療業界での経験を生かし、健康管理士、食育インストラクター、心理カウンセラーとして執筆活動や講演活動をする傍らNPO法人予防医療推進協会の理事長も務める。

【画像】

※ noboru / PIXTA

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