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愛車はまさかの「ハイエース」、初のドライブデートは「ジャガー」で!モデル・岩堀せりの愛車遍歴

  • 2025.6.24

ロサンゼルスに移住して7年。2024年11月よりオトナミューズウェブでは毎月、モデル・岩堀せりさんの最新のファッション事情や近況、気になるアレコレをお届けしています。今回は「車」について。運転が大好きな岩堀せりさんの運転へのこだわり、初デートの思い出まで車にまつわるアレコレを語っていただきます。歴代の愛車とともに、颯爽と運転するせりさんの写真も惜しみなくお届け♥

妊娠中に免許を取得。ほぼ毎日運転します

私が免許を取ったのは25歳のころ。ずっと取りに行きたいと思っていましたが仕事が忙しく、結婚・妊娠をきっかけに、さすがに今後必要になるだろう、と急いで免許を取りました。それ以降、ほぼ毎日車に乗っていますし、一人ドライブまではしないものの休日も積極的に車で出かけることがほとんどで、運転は好きなほうだと思います。長時間運転も問題なし。日本でも、東京から金沢まで交代しながら運転したこともありますし、L.A.ではサンフランシスコやラスベガス、ナパなどに10時間ほどかけて行ったことも。ちなみに、なぜかワイルドな運転をするイメージを持たれがちですが、スピードを出すことにはまったく興味がなく、どんなにまわりが飛ばしていても、あせらずマイペースに走れる、完全な安全運転タイプです(笑)。

愛犬もドライブ大好き。いつも外を眺めて気持ちよさそうにしています。

初めて運転したのは夫のジャガー。初めて選んだのは、ハイエース!?

日本でもL.A.でも、ドライブはほぼ毎日。

結婚後に免許を取ったということもあり、初めて運転したのは、夫の愛車・ジャガー。その後カイエン、アストンマーティン、キャデラックなどなど、いろいろな車を運転してきましたが、はじめて自分で選んだ車はハイエース(編集部注:昭和42年生まれの商用車。乗車定員が多く、人員や荷物を運搬するのに適した車種)です。二人目が生まれたころで長距離移動も多く、子どもが後ろでのびのびできるのがいいな、と思って。後部座席はキャンピングカー仕様にカスタムしているのでとっても快適。昔は子どもたちの送迎でほぼ毎日ハイエースに乗っていました。いまだに日本で運転するときもだいたいハイエースを選ぶほど大好き。我が家で一番長く乗っている車です。

荷物もたくさん載せられます。

ハイエースと聞くとロケバスのイメージがある人も多いと思いますが、荷物もたくさん入るし、たくさん人数も乗れるし、最高。ハイエースに乗っていると言うとやたらとみんなが面白がるので、余計に手放せなくなっています(笑)。

ハイエース最高。

L.A.では自動運転の「Waymo」も増えています

ヴィジュアルだけで選ぶならクラシックカーもいいなと思うのですが、新しい車の便利さや快適さを捨てきれず、私は断念。むしろ今、一番気になる車は完全自動運転システムタクシーのWaymo(ウェイモ)。L.A.ではあたりまえのように「無人カー」が街中を走っているんです。私はまだ乗ったことはないのですが、娘が乗ったときに聞いた感想では「安全運転だし、変なところに連れて行かれる恐怖もないし、自分ひとりの空間なので好きな音楽を流しながら移動できて最高」と話していました。確かに。実は現在の愛車も高速道路だけは自動運転できる車なのですが、私は自分のタイミングで車線変更したい性分なことと、……まだなんとなく怖くて、逆に疲れてしまいそうで、チャレンジできず。夫は高速に入ったらすぐに切り替えて、自動運転を楽しんでいます。

L.A.でよく見かける無人カー。早く乗ってみたいような、怖いような。

ドライブミュージックはテイト・マクレーやラナ・デル・レイなどなど

アメリカは車社会なので、3時間ぐらいの運転はいまや日常になっています。いつも同じ道だと飽きてしまうのでたまにあえて知らないルートを選ぶこともあるんですが、そうすると突然、知らない道で大自然に遭遇するのもL.A.ならでは。まるでジブリの世界みたいな景色が現れる、そのサプライズも楽しいです。そんなときは、娘にすぐジブリの曲をかけてもらいます。L.A.だとサンタモニカの遊園地からマリブまでの海沿いは最高。日本だと、第三京浜が好きです。

空が広く感じるので、ドライブが気持ちいい! 晴れた日は最高です。

ドライブ中の音楽は娘におまかせ。DJになったほうがいいのでは!? と思うほど、洋楽邦楽問わず、時代も関係なく、いろいろな曲をピックアップして流してくれるので、毎回面白いんです。基本的な曲の趣味が似ているので、一人でのドライブ時も娘に教えてもらったアーティストを聴くこと多いですね。最近だとラナ・デル・レイやK-POPなどなど。困ったらSpotifyのプレイリストをDJ代わりに、毎回大声で歌っています。

最近よく聴くアーティストはこのあたり。「Sports car」テイト・マクレー、「Pretty When You Cry」ラナ・デル・レイ、「Sao Paulo(feat.Anitta)」ザ・ウィークエンド。ハマったら繰り返し、そればっかり聴きます。

初めてのドライブデートの思い出

その昔、夫との初デートはドライブだったのですが、私の地元・横浜まで、ものすごくかっこいいジャガーのスポーツカーで迎えに来てくれたんです。しかも「衣装?」と思うほどぴたっとした革パンをはきこなす夫が、車から降りてきた。夫のまわりだけキラキラの非日常な雰囲気だったのですが、背景はあくまでも私の地元の、なじみのあるスーパーで、そのギャップが印象的でした(笑)。当時は夫がドライブデート好きだったので、よく遠出していましたね。温泉や紅葉を見に行くデートが当時の私にはとっても新鮮で、大人な感じで楽しくて。2人もおしゃべりが好きなので、ドライブ中ずっと話していたのもいい思い出です。

子どもたちがロサンゼルスで仮免許を取ったこともあり、最近は助手席もいいかも、と思えるようになってきました。でも、やっぱり自分で運転するほうが好きかな。私、運転は大好きなんですが、行く当てのないドライブは苦手なんです。目的地を設定するのが大切で、運転しているときは、いかにスムーズに目的地に着けるか、効率だけをずっと考えています。ルートもナビ任せにせず「今のタイミングだったらこの車線が一番早い」なんてことばかり考えています。ナビの到着予定時刻より自分が選んだ道のほうが早く到着したら気分がいいし、うまくいった時は最高!ってテンション上がります。

車につねに置いてあるのが、アメとハンドサニタイザー。コーヒーをお供に運転することが多いです。

歴代のキャデラックはこちら!

日本ではハイエースまたはスポーツカーに乗っているんですが、やっぱりスポーツカーに乗っていると、信号待ちなんかでとくに、なんだか視線を感じることがあり。そんなときなぜかちょっとだけ、かっこつけてしまう自分がいるんです。そんな自分が、すごくイヤです(笑)。だからハイエースに乗っているほうが、気が楽ですね。でも、車でヘンにかっこつけている自分も含めて、私は車に乗ることは好きなんだと思います。L.A.ではキャデラックに乗っているんですが、私は一見、女の人が運転しなさそうな、イカつい車に乗るのも好きです。

歴代のキャデラックをずらり。視界が広く見渡せる大きくていかつい車が好きです。

今月の私服。

私にとって運転とは、自分だけの時間、自分だけの世界。かっこつけるのも含め、目的地まで自分で道を選んで、どう走るか思考する時間を楽しんでます。安全運転でね。

編集部注:毎月楽しみにしてくださっているせりさんファンの皆様、ご安心ください。今月のヒョウ柄は、サンダルに潜んでいました!

interview & text:NIRAI IKESHIRO
photograph:SERI & FAMILY,FRIENDS

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