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【MLB】マ軍ローリー、独走態勢の31号……ジャッジに4本差、大谷翔平に5本差 「自分を見失わない」指揮官が好調理由を指摘

  • 2025.6.23
マリナーズのカル・ローリー(C)Getty Images
SPREAD : マリナーズのカル・ローリー(C)Getty Images

マリナーズカル・ローリー捕手は22日(日本時間23日)、敵地でのカブス戦に「3番DH」で先発出場し、初回に31号2ランを放った。依然としてアーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)の27本、大谷翔平投手(ドジャース)の26本を上回っており、メジャー全体1位を独走している。試合は14ー6でマリナーズが大勝した。

■相手のことは「気にしない」

前日に30号を放ったローリー。この日も勢いは止まらなかった。初回1死一塁の場面で打席に立つと、相手先発コリン・レイ投手の初球フォーシームを強振。角度36度、速度105マイル(約169.0キロ)で飛び出した打球は、あっという間に中堅席へ着弾。3戦連発となる31号は、飛距離440フィート(約134.1メートル)を記録する特大アーチとなった。

カブスとの3連戦で4本塁打をマークしたローリーは「とにかくいい打席にしようとしているだけ。一貫性を保とうとしていて、自分のアプローチに集中している。相手投手が自分に対して何をしようとしているのか、そういうことは気にしないようにしている」とし、好調の“要因”を明かした。

また、マリナーズのダン・ウィルソン監督も「彼は頭のいい選手。だから、試合の後半でも焦らず、ボール球には手を出さない。打者としての自分らしさを見失わず、自分のスタイルを貫いているだけなんだ」と私見を披露した。

■球宴前にレジェンド超えも

28歳のローリーは、オールスター・ゲーム前に30本塁打以上をマークした初のスイッチヒッター。マリナーズの歴史上、球宴前の最多本塁打はケン・グリフィーJr.が1998年に放った35本だが、今年の球宴は7月15日(同16日)に開催されるため、レジェンド超えを果たすための時間は十分にある。

左打席で21本塁打、右打席で10本塁打を放っているローリーは現在、本塁打(31)と打点(66)でア・リーグ2冠。ジャッジに対して、それぞれ4本塁打、5打点の差をつけてリードしている。

先述のウィルソン監督は「彼はここで歴史を刻み続けている。見ていて楽しいよ」と相好を崩した。“ジャッジ1強”とされたMVPレースにも待ったをかけることになるのか、今後のパフォーマンスから目が離せない。


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