【北区】北大ブランドと道産のワインを試飲＠北海道ワイン教育研究センター

大学が本気で行うワイン研究の一環としてのテイスティング

北海道がワインの一大産地となって久しいですが、北海道大学は2022年から学内プロジェクトとして「北海道ワイン教育研究センター」を設立。

北海道大学から「北大ワインテイスティング・ラボ」の運営業務を委託されたNPO法人ワインクラスター北海道が、一般営業（有料テイスティング、施設案内等）を実施しています。

緑豊かな北大構内へ

札幌駅北口から徒歩で北海道大学の正門へ。

門を一歩入ると構内には木々が生い茂っていて、本当にリラックス出来ます。

好天の日には目的のセンター目指して歩くのもとても心地よく感じられます。

正門から数分歩いていると、建物近くで目印の看板が。そして、その奥には目指す建物も発見。

芝生や木立の中に佇む建物の様子が、まるで「赤毛のアン」の世界のように美しくて驚きました。

文化庁の登録有形文化財に指定されている建物を一般開放

趣のある建物だと感じていたのですが、それもそのはず。文化庁の登録有形文化財に指定されており、それを一般開放しているのです。

なんとも豊かな時間になりそうで、期待はマックス。

同じく入口には、この日用意されたワインリストが掲示されていました。見ると、道産ワインの人気ワイナリーがずらり。

いよいよ試飲！でも、その前に

室内はさすが研究施設なだけあって、道内のワイン生産地が分かりやすく描かれた地図や、この日の生産者さんに関する情報が展示されていました。

ワイナリーがこんなにたくさん、しかも各地に点在しているとは知らなかったので、とにかく興味深いです。

では、試飲を早速。

この日は赤・ロゼ・白の計12種類の中から、飲みたいものを3種類選んで試飲です。

人気ワイナリーのワインを次々と試飲

どれもこれも気になって選ぶのも一苦労でしたが、大人気ワイナリーの一つ「山崎ワイナリー」のシャルドネから。

カラッと爽やかなお天気、気温が高めだったので、すっきりとした味わいのシャルドネはぴったり。

2杯目は余市にある「平川ワイナリー」のロゼ。あまりにもエレガントな味わいにうっとり。

このロゼで使われているブドウは、余市町に元々ある北大の研究施設で栽培した木から採ったものだとか。樹齢もなかなかで、文字通り北大ブランドのワイン。

3杯目のピノ・ノワールも、これまたとっても美味しかったです。

ワインラボの試飲で人気の道産ワインをこんなに味わえるとは思っていなかったので、とても嬉しい驚きでした。

文化財も楽しみます

すっかりほろ酔いになったので、椅子に座って一息つきつつボーッと室内を眺めていたら、天井の梁がとても素晴らしいことに気付きました。

札幌は160年弱しか歴史がないので、古い建物も当然少なく、こうしてオープンに活用されているのはとても貴重。

試飲のワインリストは随時変わるとのことなので、ガラリとラインナップが変わった頃に再訪したいです。

北海道大学北海道ワイン教育研究センター
場所：北海道ワイン教育研究センター棟ギャラリースペース（旧昆虫学及養蚕学教室）札幌市北区北9条西8丁目 札幌駅北口より徒歩11分
北海道大学農学部本館横 白と緑の建物
・対象：20歳以上の方（20歳未満は飲酒できません。）
・提供ワイン：常時12種類以上（全て北海道産）
・提供方法：コイン式ワインサーバーより、セルフサービスで提供
・価格：1,500円
・お支払い方法：キャッシュレス決済
（クレジットカードや一部の電子マネーに対応しています。交通系ICカードは使用できません。）
URL：https://sites.google.com/view/research-for-hokkaido-wine/home