2025年上半期【メイクトレンド】総まとめ！多幸感ベースメイク＆ピンクリップ豊作

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2025年上半期ベストコスメ

ベスコス選者が傾向を分析【メイク編】

ヘア＆メイクアップアーティスト

長井かおりさん

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コスメを鋭く分析したわかりやすいトレンド解説に、美人度が上がるメイク術も必見。

ヘア＆メイクアップアーティスト

林由香里さん

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今のムードを落とし込んだマネしやすいのに、絶妙に洒落るメイク提案が注目の的。

ヘア＆メイクアップアーティスト

佐々木一憲さん

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ササッと簡単にできて好きな人の心に刺さる#ササメイクが人気。今期から審査員に。

トーンアップも毛穴カバーもピンク下地にキマリ！

長井さん

今は“下地時代”と言いたいくらい下地が熱いよね。なかでもピンク系は不可欠。

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佐々木さん

肌トーンでメイクがある程度決まるから、現場に持っていく下地が大量で。

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林さん

下地でガラッと変わりますもんね。ランクインした下地の中からピンク系だけピックアップしてもいろんな種類が。RMKは乾燥感なく、トーンアップしながら毛穴カバーもできて最高です。

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長井さん

全顔に使えて便利だよね。ジルはウブみピンクで、この潔い光沢感がいい！

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林さん

発光系で、高SPF値だから私はUVの塗り直し兼ハイライトとしても。

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長井さん

賢い！ 日焼け止めといえば、白ピンク系のSK-IIのトーンアップ下地も。下地とUVは境目がよりシームレスに。

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佐々木さん

これはカバー力もあるから、ノーファンデで仕上げたい日にもいいですね！

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毛穴カバー下地部門 1位

RMK リファイニング ポアレス スキン ベース

03

SPF8・PA＋ 35g ￥4400／RMK Division

トーンアップ下地部門 3位

ジルスチュアート イルミネイティングジェム セラムプライマー

03

SPF40・PA＋＋＋ 30ml ￥3850／ジルスチュアート ビューティ

優秀賞・トーンアップ下地部門 1位

SK-II ジェノプティクス CC プライマー

ロージーピンク

SPF50＋・PA＋＋＋＋ 30g ￥9900（編集部調べ）

長井さん

下地時代に突入。肌づくりがますます面白く。

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クッションファンデは“イイとこ取り”に進化

長井さん

今期はクッションが多くて機能がますます洗練された印象。ツヤ仕上げなのに崩れないのは大きな特徴だよね。

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林さん

ツヤで崩れにくいってすごい。ツヤ感も以前のみずみずしいペラペラのツヤではなく、今はきちんととどまるツヤ。だから、薄膜で重ねられて立体感が。

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佐々木さん

NARSはまさに光を重ねて肌をキレイに見せる感じ。以前のクッションはベタッと厚塗りになるイメージがありましたけど、今は薄膜で重ねられますよね。

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長井さん

ディオールやプラダが代表的だけど、クッションがメッシュ状なのもトレンド。この構造もあってファンデがうまく取れるし、ピチッとのせるのも簡単に。

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林さん

たしかに。量を取りすぎないからぴったり密着させやすいんですよね。

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長井さん

形状まで使いやすく研究されて、ただ塗るだけで欲しい肌を叶えてくれる！ クッションがますます便利に。

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最優秀賞・クッションファンデーション部門 1位

ディオール ディオールスキン フォーエヴァー イドラ グロウ クッション

SPF50・PA＋＋＋ 全7色 ￥10340（セット価格）／パルファン・クリスチャン・ディオール

クッションファンデーション部門 2位

NARS ライトリフレクティング セラムクッションファンデーション

SPF42・PA＋＋ 全8色 ￥8580（セット価格）／NARS JAPAN

クッションファンデーション部門 3位

プラダ ビューティ プラダ メッシュ クッション

SPF50＋・PA＋＋＋ 全4色 ￥11330

ハイライトはピンクビーム一択！

長井さん

前シーズンくらいからハイライトの勢いがすごい！ 今期はピンクのビームみたいな強い光沢系に人気が集まったね。

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佐々木さん

下地と合わせてピンク肌をつくりたい気分が現れましたね！

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長井さん

かつてのハイライトってなじみのいいモノが支持されていたけど、今は色も光もけっこう攻めてる気が。ディオールはゴールドみもあるテリテリ系。さりげなくというより目立たせにいく感じ。

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林さん

パンッと明るくなりますからね。スナイデルも発光系の白ピンクビームが出るので、狭い範囲でも効きますね。寒色ニュアンスのRMKはスティック状でパウダー型より溶け込むから、少し広く塗っても可愛い！

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佐々木さん

たしかに。僕もピンクビームは狭めのスポットで使うことが多いですね。角度によって色や光り方が変わって見えるので、いろんな箇所にちりばめる感じで。

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長井さん

私はチークとの合わせで使うことが多いかな。チークの輪郭をぼかしたりレイヤードしたり。

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林さん

ハイライトのツヤと色を足すとチークだけより立体感も出るし、確実に美肌に見せられる。ぜひデイリーに使ってほしいですね！

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フェイスパウダー部門 5位

ディオール ディオールスキン フォーエヴァー グロウ ルミナイザー

04

￥7810／パルファン・クリスチャン・ディオール

チーク・ハイライト部門 3位

RMK ラディアントカラースティック

02

￥3630／RMK Division

チーク・ハイライト部門 5位

SNIDEL ユーフォリック グロウ ブラッシュ

01

￥3300／SNIDEL BEAUTY

林さん

ポイントメイクでも肌をキレイに見せる流れが加速。

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リップは質感さまざま。“それぞれピンク”で大激戦

長井さん

リップはツヤもマットもどちらもあったし、新製品も豊作すぎて、投票するとき本当に迷った！ ランクインした色は幅広くピンクのニュアンスを感じる色が多いんだよね。まず、コスデコは25色展開。一時期、全色完売になったと話題だったね。

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林さん

似ているけど、ニュアンスが微妙に違う色が揃っているから、微差の中で自分に合う色が必ず見つかると大人気に！ 塗り心地も、クリーミーなツヤ感も最高ですよね。

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長井さん

肌をキレイに見せることにこだわって開発したリップっていうのはすごく納得したし、現場にも何本も持っていっちゃった！

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佐々木さん

わかります。なかでもランクインした13Gはベージュ寄りのピンクで多幸感の出る色。男女問わず使いやすいですよね！

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林さん

マット質感のリップも話題に。カネボウはふわっとした柔らかなマット。唇の色を補整しなくても一本で整うし、落ちにくい！

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長井さん

B102はレッド系ピンクで華やか。SUQQUはマットの延長だけどほんのりツヤが出る。スリムな形状も塗りやすかったね。

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林さん

ノールックで塗れるくらい唇にフィットしますよね。02のヌーディなローズピンクは、大人っぽく上品で洒落感も抜群。

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長井さん

この3本のピンクを例にとっても色みに幅があって“それぞれ”だし、リップトレンドはもうないといってもいいくらい。質感も自由だし、完全に好みで選べる時代になったね。

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口紅部門 1位

SUQQU ベルベット フィット リップスティック

02

￥5830（セット価格）

口紅部門 2位

コスメデコルテ ルージュデコルテ クリームグロウ

13G

￥5500

口紅部門 3位

カネボウ ルージュスターブリーズ

B102

￥4620／カネボウインターナショナルDiv.

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2025年上半期ベストコスメ

撮影／市谷明美（人物）、沖田一真（静物） スタイリング／滝沢真奈（長井さん） 取材・文／小池菜奈子 構成／大木光