「何色の飲み物を選ぶ？」あなたの"疑い深さ"がわかる【心理テスト】

「この話、本当かな？」「何か裏があるんじゃないか…」。私たちは、人や情報を前にして、信じたい気持ちと疑う気持ちの間で揺れ動くことがあります。人を信じる素直さも、物事を慎重に見極める疑い深さも、どちらも生きていく上で必要な感覚ですが、そのバランスは人それぞれです。

この心理テストでは、あなたの「疑い深さ」の度合いを診断します。あなたは、不思議なドリンクバーにやってきました。目の前には、それぞれ色の違う4種類の飲み物が置かれています。効能や味は一切不明です。

あなたは直感で、どの色の飲み物を選びますか？

1．黒

2．水色

3．オレンジ

4．無色

黒い飲み物を選んだあなたは、「かなり疑い深い」傾向があるようです。物事の表面的な部分だけを信じることはなく、その裏に隠された意図や本質を常に見極めようとする、鋭い洞察力の持ち主なのかもしれません。

正体不明なものに対して、最も警戒心を抱き、それを解明したいという気持ちが強いようです。あなたは、世の中はそう単純ではないと考えており、何事に対しても「なぜ？」「本当か？」と問いかけることで、自分自身を守っているのではないでしょうか。

その慎重さは、あなたがこれまで多くのことを見抜いてきた証でもあります。しかし、疑うことが癖になると、心からリラックスできなかったり、人の善意を素直に受け取れなかったりすることもあるかもしれません。時には思考を止め、ただ流れに任せてみることも大切でしょう。

水色の飲み物を選んだあなたは、「やや疑い深い」傾向があるようです。はじめから誰でも信じるわけではなく、まずは一度立ち止まって「この人（この話）は信頼できるか」を冷静に観察する、バランスの取れた慎重さを持っているのかもしれません。

自然界にはあまりない人工的な色合いに、少し警戒しつつも、好奇心が勝ったのではないでしょうか。あなたは、自分の直感と論理的思考の両方を使い、相手や状況を分析してから、心を開くか決める傾向にあるようです。

その健全な警戒心は、あなたを大きなトラブルから守ってくれるでしょう。一方で、疑う気持ちが強すぎると、絶好のチャンスを逃してしまう可能性もあります。信頼できると判断した後は、思い切って飛び込んでみる勇気も、時には必要かもしれません。

オレンジの飲み物を選んだあなたは、基本的に人を信じやすく、「疑い深くない」傾向があるようです。物事をポジティブに捉え、相手の善意を信じて接することができる、素直でオープンな心の持ち主なのではないでしょうか。

オレンジジュースのような、馴染み深く安心感のある色を選んだあなたは、人を疑うことにあまりエネルギーを使わないのかもしれません。「きっと大丈夫だろう」という前向きな信頼感が、あなたの人間関係や行動のベースになっているようです。

あなたのその素直さは、多くの人から愛される素晴らしい長所といえるでしょう。ただし、世の中にはその優しさを利用しようとする人もいるかもしれません。「おかしいな」と感じる自分の直感だけは、無視しないように心掛けることで、あなたは素敵な人間関係を築いていけるでしょう。

無色の飲み物を選んだあなたは、「あまり疑い深くない」傾向があるようです。あなたは人を信じたいと思っていますが、それは「隠し事がない」という透明性が条件なのかもしれません。正直さや誠実さを何よりも大切にしているのではないでしょうか。

水のようにクリアで、中身が見通せるものに安心感を覚えるあなたは、曖昧なことや裏のありそうなことを本能的に避ける傾向があるようです。信頼関係の土台には、クリアで正直なコミュニケーションが必要不可欠だと考えているのでしょう。

その誠実さを求める姿勢は、長期的に良い人間関係を築く上で非常に重要です。ただ、不器用なだけで悪気はない人もいることを心に留めておくと、より寛容になれるかもしれません。完璧な透明性を求めすぎず、相手を理解しようと努めることで、あなたの世界はさらに広がるでしょう。

ライター: Kazuhide.Y

公認心理師、心理学ライター。心理学を「ちょっと難しい学問」ではなく「毎日の生活に役立つ知識」としてお届けします。あなたの心が少しでも軽くなるような、そんな情報発信を目指しています。