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「何に見える?」あなたが"つい引きずってしまうこと"がわかる心理テスト

  • 2025.7.19
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誰にでも、ふとした瞬間に過去の出来事が頭をよぎり、心がざわついてしまうことがあるものです。「あの時、あんなことを言わなければ…」「どうしてあんな失敗をしてしまったんだろう…」など、終わったはずのことを繰り返し考えてしまうことはありませんか。

人が何を引きずりやすいかは、その人の心の奥深くにある価値観や、物事の捉え方と密接に関係しています。この心理テストでは、一枚のイラストから、あなたが無意識のうちに囚われがちなものを探ります。

図形が何に見えますか?直感でお答えください。



1.インクのシミ

2.水玉模様

3.水しぶき

4.水たまり



1.インクのシミに見えた人は“たった一度の失敗”

インクのシミを選んだあなたは、たった一度の失敗を、いつまでも重く受け止めてしまう傾向があるのかもしれません。全体としては上手くいっていても、一つのミスが全てを台無しにしてしまったように感じ、そのことばかりを考えてしまうのではないでしょうか。

自分に厳しく、完璧主義な一面があるようです。だからこそ、真っ白な紙に落ちたインクのシミのように、わずかな欠点や間違いが許せず、いつまでも目についてしまうのかもしれません。その失敗が、自分の評価を大きく下げてしまったように感じているようです。

物事を「減点方式」ではなく、「加点方式」で捉える練習をしてみましょう。失敗を一つ数えるのではなく、上手くいったことや努力した過程を三つ挙げてみるのです。そうすることで、失敗は全体の中のほんの一部であると、客観的に認識できるようになるでしょう。

2.水玉模様に見えた人は“疎外感”

水玉模様を選んだあなたは、集団の中で感じた些細な疎外感や、輪に入れなかった感覚を、つい引きずってしまう傾向があるようです。パーティーや会議などで、自分だけが浮いているように感じた瞬間を、後から何度も思い出してしまうのではないでしょうか。

あなたは人とのつながりを大切にし、調和を重んじる心優しい人なのかもしれません。だからこそ、仲間外れにされたと感じる出来事に人一倍敏感で、深く傷ついてしまうようです。その場の空気に馴染めているか、常に気にしているのかもしれません。

感じた疎外感は、必ずしも事実とは限らない、と自分に言い聞かせてみましょう。多くの場合、周りの人はあなたが思うほどあなたのことを気にしていません。不安になった時は、一歩踏み出して誰か一人に話しかけてみることで、心の距離が縮まり、安心できるでしょう。

3.水しぶきに見えた人は“感情的な振る舞い”

水しぶきを選んだあなたは、カッとなってしまったり、人前で涙を見せたりしたような、感情的な振る舞いを後悔し、引きずってしまう傾向があるようです。「もっと冷静でいればよかった」と、自分の行動を何度も反芻しては、自己嫌悪に陥ってしまうのではないでしょうか。

あなたは普段、理性的であろうと努めている人なのかもしれません。そのため、感情がコントロールできなくなった時の自分を「未熟だ」と感じ、強く恥じてしまうようです。感情を表現したことで、周りからの印象が悪くなったのではないかと心配しているのかもしれません。

感情的になることは、決して悪いことではありません。人間であれば誰にでもある自然な反応だと、まずは自分を許してあげましょう。もし誰かに迷惑をかけたと感じるなら、素直に一言謝ることで、相手もあなたも、その出来事から解放されるはずです。

4.水たまりに見えた人は“些細な一言”

水たまりを選んだあなたは、他人から言われた何気ない一言を、いつまでも引きずってしまう傾向があるようです。相手はもう忘れているような些細な言葉が、心の中にさざ波を立て、静かな気持ちをかき乱してしまうのではないでしょうか。

あなたはとても感受性が豊かで、言葉の裏にあるニュアンスまで敏感に察知する力があるようです。しかし、その繊細さゆえに、相手の言葉を深読みしすぎたり、ネガティブに解釈してしまったりすることがあるのかもしれません。

その一言について考える前に、「この言葉は1週間後、1ヶ月後も自分にとって重要だろうか?」と問いかけてみてください。時間の物差しをあてることで、ほとんどの言葉は取るに足らないことだと気づけるでしょう。他人の言葉よりも、自分がどう思うかを大切にすることが重要です。



ライター: Kazuhide.Y

公認心理師、心理学ライター。心理学を「ちょっと難しい学問」ではなく「毎日の生活に役立つ知識」としてお届けします。あなたの心が少しでも軽くなるような、そんな情報発信を目指しています。