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【山口県山陽小野田市】来年閉店…40年近く続いた良心的なお好み焼き屋さん

  • 2025.6.18

こんにちは!リビングふくおか・北九州Web地域特派員のゆーれんママです!今回は、福岡を飛び出てお隣山口県のお店のご紹介です。博多駅からこだま号に乗車し、厚狭駅で降りたら、お店はほぼ目の前。

出典:リビングふくおか・北九州Web

厚狭駅の北口から出て、目の前の道路を左方向に歩いたら3分以内で着く、駅前のお好み焼き屋さん「やまなか」へ行って参りました。駐車場はお店の脇に2台分ありますよ。

懐かしい店内♪

引き戸を開けて暖簾をくぐり店内へ。木のぬくもりとお店の空気感が、昭和レトロな懐かしい雰囲気で心が温まります。

出典:リビングふくおか・北九州Web

カウンター席には、ラップのかかった天かす入りの丼ぶりが置かれていて、まるでおばあちゃんの家に来たような感覚に。

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冷水器の下に用意されたグラスには真っ白な布巾がかぶせてあり、今どき珍しいその心遣いに、お客さんに対する店主の丁寧な気持ちを感じることができました。

出典:リビングふくおか・北九州Web

お値段が良心的すぎます~

「やまなか」のメニューは、壁に掲げられたこの1枚に書いてあります。価格が最近変わったメニューもあるようですが、それでも500円台~600円台が殆どで、一番高いメニューでも750円というリーズナブルさ。

出典:リビングふくおか・北九州Web

因みに、お好み焼きの倍盛り(150円)や他の倍盛り(100円)は、倍にするのに+150円か+100円なので、とってもお得なのだそうです。計算してみると、本当に良いの?という価格になりますので、複数名のお客さんは殆どが大盛をシェアするそうですよ。心配になるくらいのお値段です。

焼いてもらう?自分で焼く?

座る前に注文すると「焼いてあげようか?自分で焼く?」と聞かれます。やりたがりの私は「焼きます!」と鉄板のある席へ。かつお粉と青のりの間に、油が用意されていて、後は注文した「お好み焼き 肉入」(650円)を待つのみ。

出典:リビングふくおか・北九州Web

ものの数分で運ばれてきたのは、豚肉が山盛り入った丼ぶりと、カウンターにあった天かすの丼ぶり。 650円とは思えないお肉の量に、嬉々として調理開始です。

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一応作り方を聞くと「豚肉は先に敷いても、後で乗せてもいいよ」とのことでしたので、後者を選択。 何だか焦ってしまい、丼ぶりの具材を混ぜずに、そのまま平行移動して鉄板へ乗せた私。「あら~、お肉以外は混ぜてから流し込むのよ~。」と言われた時には遅かった・・・

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恥ずかしくて天かすで隠しました(笑)。因みに後から来た2人のお客さんは、焼いてもらっていたのですが、とても手際よく、豚肉を敷いて混ぜた具材を乗せてジュージュー焼いてもらっていたので、お願いすべきだったとちょっと後悔。

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鉄板の端っこで焼いていた私のお好み焼きを「真ん中で焼かなきゃ火が通らないでしょ」と、さっと移してくれて、本当におばあちゃんの家に来たような気持ちになり、もはやそれを楽しむ私・・・お勧め通りに、生地にも青のりとかつお粉を入れました。

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ひっくり返したら、行程がどうであれ、いい香りがしてきてとっても美味しそうです!

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特製ソースとマヨネーズも目の前に♪

出典:リビングふくおか・北九州Web

小ベラに切り替えて、一口サイズに切り、いただきま~す!

出典:リビングふくおか・北九州Web

キャベツがいっぱいなのでふんわりしています。生地にたっぷり入れたかつお粉と青のりが風味を増して、止まらないおいしさです。豚肉もたっぷりなので、満足度も大きく満腹になりました。

出典:リビングふくおか・北九州Web

因みに、店主の作るお好み焼きは、もっとふんわりしていましたよ!

「40年近くお店してるけど、来年には閉める予定なの。」と店主の山中さん。むすび(2ケ)も注文していた初めてのお客さんにも、「多かったら1個で半分の値段にもできるよ。」と言ったり、どうしようもない私の状況にも親切に助言してくださる店主のお人柄が、長年愛され続けてきたお店なんだなと実感しながら、お店を後にしました。

是非、店主のぬくもりがお店に溢れる「やまなか」へ、行かれてみてはいかがでしょうか。

やまなか

山口県山陽小野田市山川44-10

0836-72-0418

10:30 ~ 19:00

定休日 日曜日

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