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「二度と現れないで」だました彼を忘れ、つらい経験を演技に生かして<彼の裏切り>

  • 2025.6.17

2児の母のイルカさんによる、舞台女優さんの体験談を描いたマンガ。新米女優のミサキは、先輩女優のマイからの嫌がらせでカボチャ役を演じますが、懸命に演じたことで、舞台を見たダイキから告白され付き合うことに。幸せを実感するミサキでしたが、その後ダイキが既婚者だと判明! 奥さんと双方の母親との話し合いで、謝るべきことは謝るミサキ。しかし、ダイキが「離婚してくれ! 親権もいらない!」と叫んだことで彼が子持ちであることも発覚。ダイキのクズさにドン引きするミサキでした。

ダイキが2回目の浮気であること、奥さんの母親のキレ方、奥さんのヒステリックさなどを挙げ、「何かあるんじゃないか」とダイキに迫ります。ダイキは「嫁に殴られています」と泣きながら訴え、奥さんも認めました。

ミサキは、暴力は許されないが浮気も擁護できないとし「一番被害を被っているのは誰ですか?」と、ダイキと奥さん、双方の母親らに問いかけました。

経験をすべて演技に生かしてやる!

「このクソみたいな茶番に巻き込まれている私です!」

ミサキは、この騒動の一番の被害者は自分だと訴えます。

「息子がだましていてすみませんでした」

「私も手を上げてしまってすみません」

「独身って言われていたなら仕方ないわね」

そしてダイキは「初めて会った日から指輪を外していました。巻き込んですみません」と。

ダイキのことを許すことはできません。二度と私の前に現れないでください!

そう言うと、ミサキはその場を去りました。

次の日。

最低なやつだってわかっているのに、ダイキを思い出してしまうミサキ。

舞台の上から、無意識にダイキのことを探していることに気付いてしまいます。ついつい思い出を美化してしまいそうになり、現実を思い出してはゾッとしていました。

その翌日、先輩女優のマイが逃走。

セリフが入っているミサキが代役を任されることに!

「今日からお前が主役だ!」

「はい!」

人生、嫌なこともあればいいこともある。

ミサキは演技が認められ一躍人気女優に。舞台の上からダイキを探すことはなくなりました。いろいろあったことはすべて演技に生かしてやろうと思っています。

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既婚者のダイキにだまされたミサキでしたが、女優魂を発揮して、自分が巻き込まれただけだと認めさせました。すごい! いろいろあったことをすべて演技に生かそうと思えることが、ミサキの強い武器なのかもしれませんね。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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著者:マンガ家・イラストレーター イルカ

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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