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子を持たないと決めた友人に「間違ってる!絶対に産むべき!」価値観を押し付けるママに、もう限界!<産んだら幸せになりました>

  • 2025.6.16

3歳の娘・ぽぽちゃんの母であるマムさんは、「子どもがいる=幸せ」という考えが自分の当たり前になっており、それ以外の考えを受け入れられなくなっています。

子どもを持つ素晴らしさを多くの人に知ってもらいたいマムさんはある日、SNSに「産んだら幸せになれる」「子どもを産みたくない、欲しくないって人はかわいそう」という投稿をしたことで批判コメントが多数寄せられ、プチ炎上してしまいました。

自分が悪いと思っていないマムさんは大学時代の友人・ホシミさんとキクさんに愚痴をこぼしますが、会話のなかでホシミさん自身も子どもを欲しがっていないことを知ります。

その理由は、離婚して家を出て行った母親が残した日記に「子どもを産んでから不幸になった」と綴られていたため。自分の存在が、やさしくて大好きな母親を苦しめていたことを知り、ホシミさんは子どもを産んで幸せになれる未来が想像できなくなってしまったのです。

ホシミさんの苦しい胸の内を聞いたマムさんは……?

子を持たないと決めた友人に「間違ってる」

つらい出来事を打ち明けた友人に、「そんな理由で産まないなんて、間違ってる!」と衝撃のひと言を放ったマムさん。さすがにこの発言には、キクさんも我慢できなかった様子。マムさんの頬を叩き、ホシミさんに一緒に帰るよう促します。

しかし、マムさんは引き下がりません。いかに子どもが素晴らしい存在であるかを熱弁し、ホシミさんに考えを改めるよう食い下がります。

そして相変わらず「私は育児が楽しい! 子どもがいたら絶対に幸せになる! だからホシミも絶対そうなれる!」という根拠のない持論を繰り返すのでした。

▼人はそれぞれ異なる背景、異なる感受性、異なる人生観を持っています。だからこそ「私がそうだったから、あなたもそうなるはず」と価値観を押し付けることは、たとえ善意であっても、相手を傷つける言葉になりかねないのです。

本当に友人を大切に思うのなら、まずは耳を傾けて相手の言葉を受け止めることが大切。自分とは違う道を選択していても、その人が何を大切にしているかに目を向けるだけで、もっとやさしい気持ちで相手の幸せを願い、応援できるはずです。


著者:マンガ家・イラストレーター 尾持トモ

ベビーカレンダー編集部

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